★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

外国の絵本

赤いくつ

アンデルセン童話の赤いくつ。 お母さんを亡くして、ひとりぼっちになったカーレン。 靴を買うお金もなく、夏ははだし、冬は木靴をはいていた。 そんなカーレンを呼び寄せた親切なおばあさんは、 教会に行くために、 カーレンに新しいドレスを買い、新しい赤…

アローハンと羊

モンゴルの遊牧民の暮らしを描いた絵本。 アローハンという名の少女と、羊のホンゴルとの絆の物語。 子どもの時から一緒に育ち家族同然に暮らしてきたふたり。 四季の移り変わりとともに、水を求め、牧草を求め、 家畜とともに大草原を移動しながら生きてい…

火をぬすんだウサギ

アルゼンチンのウィチーの人々に伝わるお話です。 ウィチーの人々が住むグランチャコは乾燥したサバンナ気候で、狩猟したり、 川で魚を捕ったり、木の実を採取しながら、自然と調和しながら生きてきた、 民族の歴史がお話のベースになっています。 大切な火…

あかりの花

中国に伝わる昔話。 ある村にトーリンという青年が住んでいました。 トーリンは、毎日山に行き、だんだん畑を作り、それはそれは働き者でした。 ある夏、汗を流しながら一生懸命働いていると、ひとつの汗が地面にこぼれ、 岩のくぼみに落ちました。するとそ…

ねむりひめ

美術館に飾られている絵画のような美しい絵本(*^^)v グリム童話の中のお話で、お城に待ちに待ったお姫様が誕生し、 お姫様の行く末を守ってもらうために、 魔女たちをお祝いの席に招待することになりました。 全員で13人の魔女います。 ところが、魔女に料理…

おおかみと7ひきのこやぎ

グリム童話は怖いお話が多く、おどろおどろしいので、 名作が多いものの、なかなか子どもと読むのに躊躇してしまうところがありますが、 いもとようこさんの描くでグリムの世界は、 ちゃんと物語(フィクション)として小さな子どもも楽しめるところが素晴ら…

ヘンゼルとグレーテル

グリム童話で有名なヘンゼルとグレーテル。 お菓子の家というイメージが先行していて、実は今回物語をしっかり読むのは初めてです。 表紙がお菓子の家のわりに、黒や茶色を基調としたほのぐらい雰囲気に違和感を 覚えつつ、読み進めてみると、 なかなか内容…

石ころのスープ

トルコのお話で、ある村にたどり着いた旅人。どの家も鍵を3つもつけていて、 けちんぼうばかりが住んでいるケチケチ村でした。 お腹が空いてドアを叩いても、何もないよと追い返されてしまう。 本当はどっさりと食べるものがあるのに。 旅人はある家のドア…

さんびきのこぶた

イギリス民話で有名な『さんびきのこぶた』。 誰もが知っているあの名作。学芸会などでもよく扱われる題材。 文章を書いているロベルト・ピウミーニは北イタリアの出身で、 教師から、俳優を経て、作家デビューしたという異色の経歴の持ち主。 色んな世界を…

シンデレラ  *安野光雅

シンデレラはもう昔からよく知られているお話です。 そしてたくさんの方が描かれています。 その中から選んだのが安野光雅さんの絵本です。 最初に安野さんの絵本を読んだのは旅の絵本シリーズだったと思います。 言葉がなく、絵だけ構成されている旅の絵本…

アリババと40にんのとうぞく

『ひらけ、ごま!』というセリフは大人になった今もずっと記憶に残っています。 どんな呪文よりも、頭に残るフレーズ。 子どものころ読んだときには、なんでゴマなんだろう??と不思議で、 友達と遊ぶとき一時ブームになっていました。 盗賊が隠していたお…

はだかの王さま

昔から何度も読んだこともあるアンデルセンの名作『はだかの王さま』。 『ちいさなおうち』の作者であるバージニア・リー・バートンが絵を描きました。 王様は細身で、気品に溢れていて、お城だけでなく、街並みすべてが美しく、 市民もみんな綺麗な格好をし…

イソップのおはなし

子どものに読み聞かせしようと選んだイソップのおはなし。 作者のバーバラ・マクリントックが選ぶ9話です! 『キツネとカラス』『キツネとツル』『町のネズミといなかのネズミ』 『オオカミとツル』『キツネとネコ』『オオカミと子ヒツジ』『カラスとクジャ…