★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

小学校低学年向き絵本

メメンとモリ *ヨシタケシンスケ

小学校低学年の子におすすめしたいこちらの児童書☆ ヨシタケシンスケさんの可愛らしいイラストがたくさん散りばめられていて、 ページ数200ぐらいあるのかな!? でも一人でしっかり最後まで読むことができる文字数です(*^-^*) 小学校に入学して、自分でしな…

大阪城 絵で見る日本の城づくり

子ども忍者3人組が、昔の城づくりに潜入して、勉強するお話になっています。 縄張りの工程から、お堀を掘っていくとこから始まります。 お城づくりで使われていた昔の道具(きづち、すみつぼ、のみ、ちょうな、おが、このはがたのこぎり、くわ)なども絵で紹…

桃太郎が語る桃太郎

一人称童話シリーズの桃太郎編。 普段、三人称で語られるスタイルが多いですが、 この絵本は桃太郎の視点から、桃太郎という物語が語られていきます。 よく知られている桃太郎の話は、大きな桃から生まれて、とても勇敢に鬼に立ち向かう、 心が強くて優しい…

わたしとあなたのものがたり

教室に肌が黒いのは私たったひとり。 学校で奴隷制度を学んだとき、この場から消えてしまいたい、 逃げてしまいたいと思った。 でも、今ここで学ぶことができる喜びも実感している。とても有難いことなのだと。 肌の色や人種、他人の目にどう映るかを気にす…

大きな木のような人

パリの植物園の研究員であるわたしと、日本から来ている少女との 木をめぐる交流のお話。 木は何も語らないし、どこかへ行ってしまうこともない。 いつもただそこにいて、私たちを優しくそっと包んでくれる存在。 少女はたったひとりで、今日も木と向き合う…

マララのまほうのえんぴつ

2014年に史上最年少でノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんが、 手がけた自伝絵本です。子どもにも分かりやすい言葉で描かれています。 マララさんが、なぜ女性の教育に関心を持ち、活動するに至ったのか、 パキスタンの小さな村で過ごしていた普…

ひょっこりひょうたん島

ひょっこりひょうたん島をテレビで見た時は人形劇のスタイルで、 ひょうたんの形をした島がなぜか動いて、色んな所へたどり着く。 いつもサンデー先生と子どもたちが一緒にいて、大統領のドンガバチョや、 海賊たちが出てきて、サンデー先生が子どもを守りな…

くまの楽器店

野原の真ん中にある、緑色のベレー帽がトレードマークのくまさんが営む楽器店。 お店の名前は「ふしぎや」。そこには、不思議な魅力を持った楽器がたくさんあります。 お話は、『ふしぎなトランペット』『月夜のハーモニカ』『野原のカスタネット』 『さむが…

くだものだいすき! 

子どもの頃、スイカとメロンは野菜の仲間と聞いて驚いた記憶があります。 スイカ、メロンは、きゅうりと同じウリ科に属していて、いちごも野菜に分類される。 では、野菜とくだものの見分け方は? 木になる実は果物、土の上になるものは野菜と聞いたことがあ…

なかよし   *さとうわきこ

仲よしなイヌとネコ。 仲がいいからこそ、時には些細な事で喧嘩をしてしまうことも。 2人ともお風呂が大好きで、一緒に入って、シャボン玉を作るのが大好き。 向かい合ってシャボン玉を膨らませると、すぐにくっついて割れてしまう。 割れたのはキミのせい…

だましえだいく  *青山邦彦

新米大工のハンヅ。 今日からお金持ちの家をつくることに。慣れない仕事に一生懸命なハンヅ。 絵をよく見てみると、足場がおかしなことに。上に上がりたいのに、梯子を上ると、 下がってしまったり、細い柱がいつのまにやら太い柱になっていたり、 完成した…

ちょっとまってて!

カンガルーの子は、ママに洋服が上手く着れなくて助けて欲しいとき、 パパに上手に出来た積み木を見せたいとき、 一緒に遊んで欲しいとき、 先生に、自分の描いた花の絵の上に、ちょうちょが止まって見て欲しいとき、 『ねぇみてみて!』と声をかけると、『…

マスターさんとどうぶつえん  *アーノルド・ローベル

動物が大好きなマスターさんは、お天気のいい日は、 1日中動物園で過ごすのがお気に入りです。 動物たちもマスターさんのことが大好きで、マスターさんが動物園の門をくぐると、 ゾウはパオーンと鼻を鳴らしてごあいさつ。 他の動物たちも声高らかに、マス…

おばけパーティー

おばけなのに、驚いている姿の表紙で、これはちょっと怖いのかな?と ちょっと心配しながら読み進めました。 大きなお城で、おばけのアンリが、みんなを晩さん会に招待しました。 どんな料理が出てくるのかワクワクしながら見ていると、 まずは食前のカクテ…

はしれ!ちんちんでんしゃ  *後藤英雄

唯一現存している、東京都電荒川線を、昭和50年代当時の7000形の車両で走る絵本。 路線図も初版の1981年当時の情報で書かれていて、現在とは異なる駅や、 もう存在しないものもあります。 荒川線の始発から終点までの駅、それまでの道のりが描かれています。…

おだんごスープ

おばあさんが亡くなって、おじいさんはすっかり元気をなくてしてしまいました。 食事も喉を通らず、1日中家の中で、ぼんやり過ごしています。 ある日、おじいさんは、毎日パンと牛乳を少し食べて過ごしていましたが、 またおばあさんが作ってくれた、おだん…

じぶんだけのいろ   *レオ=レオニ

おうむはみどり、きんぎょは赤色。 動物も植物も、みんなそれぞれ自分の色を持っている。 でもカメレオンは、違う。 行く場所の色によって、色は変わり続ける。 レモンの上ではきいろ。 トラの上では、トラ柄のしま模様になる。 カメレオンは考えました。緑…

100まんびきのねこ   *ワンダ・ガアグ

おじいさんと、おばあさんは、2人の生活では寂しかったので、 猫が一匹いたらと考えました。 そこでおじいさんがきれいな猫を探しに出かけました。 すると猫がたくさんいる丘にたどり着き、その中で1番綺麗な猫を選ぶのですが、 1匹を選ぶつもりが、数はどん…

わらしべちょうじゃ *いもとようこ

たろうと優しくて、働き者の若者がいましたが、 働いても、働いても、生活は苦しいばかり。ある日観音様にお願いにいくと、 観音様から最初に手にしたものを大切にするようにとお告げがありました。 お堂を出て、歩いていると、階段から転げ落ち、手の中には…

にかいだてバスにのって

赤いロンドンバス(にかいだてバス)に乗って、ロンドンの街を巡る。 ロンドン在住のイラストレーターさんが、ロンドンの街並みを絵と写真のコラージュで 描いている。人々の顔や手はモノクロの写真をコラージュしていたり、 背景の絵と、絵をコラージュして…

とんことり  

最近、新しい町へ引っ越してきたばかりのかなえ。 お友達もいないし、お店や、町、通りすがりの人、みんな知らない景色です。 お父さんもお母さんも荷ほどきに忙しく、一人で遊ぶかなえ。 そんな時、玄関のポストに『こんことり』という音が聞こえてきた。 …

とうさんおはなしして  *アーノルド・ローベル

ねずみのとうさんが、7人のねずみの兄弟に、 それぞれ一つずつ寝る前のおはなしをしてくれるお話です。 1人に1話、合計で7つのお話をしてくれる素敵なお父さん。 特に好きなお話は「くもとこども」。 空に浮かぶ雲が、色んな形に見えてくるねずみの子のお…

どんぐりむらのおまわりさん *なかやみわ

『どんぐりむらのぱんやさん』『どんぐりむらのぼうしやさん』に続く第三弾。 どんぐりむらの住民を通して、色々なお仕事知ることが出来ます。 今回は優しくて、親切で、かっこいいお巡りさんのお話。 おまわりさんは、朝早くから自転車で村をパトロール中。…

ともだちのいろ  *きくちちき

『くろちゃん、なにいろがすき?』 お友達がくろちゃんに聞くと、くろちゃんは友達の体と同じ色を好きだよと 毎回答える優しいくろちゃん。 かえるくんには、緑色が好きだよと答えると、かえるくんは嬉しくて大喜び。 ぴょんぴょんはねて、くろちゃんもうれ…

なぜおいしゃさんへいくの? *カーラ&ジョン・フローランス

病院が怖い、病院が嫌いというお子さんも少なくないかと思います。 何をされるんだろう?痛いのかな?今日は注射するのかな? そもそもなんで病院にいくのかな?お医者さんってどんなお仕事? きっと何をお医者さんが診ているのか、どうして自分の体に触れた…

でんしゃとしょかん

団地やマンションに囲まれた公園の中に黄色い本物の電車があります。 その中には、子どもたちの好きな絵本や図鑑がいっぱい。 釣り革も、座席も、運転席も、釣り革広告もそのままに残してあり、 窓から見える景色は、車窓です。 お散歩をしている幼稚園の子…

みんながおしえてくれました  *五味太郎

この絵本は人生で大切なことは何かを、ぎゅっと詰めたような一冊です! それは、教科書や辞書には載っていないとっても大切なこと。 子どもは本当に教わるのが上手だ。素直に何でもスポンジのように吸収していく。 この絵本に登場する全ての教えれくれる人た…