生まれてきた瞬間から男の子は男の子、女の子は女の子なのかなぁと感じます。
親は教えていないのに、うちの息子は、1歳の頃には、
すでに電車や働く車が大好きでした。
女の子のお友達はディスニーのプリンセスシリーズが大好きだったり、
もう小さなうちから性の違いを感じました。
2歳ぐらいから自分で読みたい絵本を選んでくるんですが、
見事にすべて電車、働く車などで、
乗り物シリーズは図書館の棚にあるもの、ほぼ制覇しております♪
この間瀬なおたかさんの絵本は、
リアルな電車の描写ではなくて、ファンタジーで、
豊かな自然の中を走る電車と、動物とうふれあいが必ず
描かれています。
男のこにも、女の子にも楽しんでもらえる電車絵本かなぁと思います!
今回もお客様がなんと全部人間に化けたたぬきさんなのですが、
ちょっとしっぽが出ていたり、チャーミングなたぬきさんがたくさん出て来ます。
切符はもちろん葉っぱ。その葉っぱでお茶を飲むと、とてもおいしいそうです♪
そんなかわいらしい、ほっこりしたお話です。
男の子は結構リアルな描写が好きだったりするのですが、
絵本らしい落とし込みがされていて、人間と動物を区別するのではなく、
同じ立ち位置(お客様として迎えている)に立っている点が、
子どもの情操教育にもいいなぁと感じています。
絵本の文章の多さからいうと、幼稚園ぐらいの子にお勧めの絵本です。
あと、こちらの絵本は、しかけ絵本になっているので、
まだ絵本のしかけに興味津々な低年齢のお子さんには、少し早いかもです!
(びりびりになってしまいそうなので💦)
《著者紹介》
作:間瀬なおかた
愛知県生まれ。法政大学文学部卒業。主な作品に、
『でんしゃでいこう でんしゃでかえろう』他乗り物しかけ絵本シリーズ、
『うみやまでつどう まぼろしのゆきのはらえき』『おとどけものでーす!』
『ゆうびんでーす!』『み~つけた!』『きょうりゅうじま だいぼうけん』
(以上、ひさかたチャイルド本社)、『あらしとたたかったねこのチビ』
(ポプラ社)、『アヒルのぼうけん かわのたび』(岩崎書店)などがある。
※絵本より引用
【作・絵:間瀬なおかた 出版社:ひさかたチャイルド】