★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

おいかけるぞ おいかけるぞ

 

まっかな ちっちゃい きかんしゃの ぼうけんはシリーズがいくつか出ています。

 

どちらも最後まで楽しく読むことができます。

 

これは子供が、2歳の時から気に入って、

 

何度も何度もリピートして読んだ絵本です。

 

運転士のダフィーが寝坊をしてしまって、

 

急いできかんしゃを走らせようとするのですが、

 

プラットホームでブレーキをかけ忘れて、駅のホームに出てしまい、

 

あかいきかんしゃが一人でに走り出してしまい、運転手のダフィが慌てて、

 

きかんしゃをおいかける冒険のお話です。

 

きかんしゃを追いかけるために、たくさんの人が協力してくれるのですが、

 

なかなかうまくいきません。

 

トラックの荷台に乗せてもらったり、

 

ボートに乗せてもらったり、

 

自転車を借りたり、馬に乗ったり、トラクターや、

 

最後はヘリコプターで電車を追いかけ、きかんしゃに無事飛び乗ります。

 

子どもはきかんしゃの話なのに、たくさんの乗り物が出てきて、活躍するのが

 

とても楽しいようです。

 

また絵がとても詳細に描かれていて、動物を見つけたりしながら、

 

読み進められます。

 

作者が、元々自然を描くアーティストだったこもあり、

 

シリーズには主役はきかんしゃでも、豊かな自然の中を走り抜ける絵が

 

とても印象的です。

 

 

《著者紹介》

作:ベネディクト・ブラスウェイト

学校を卒業後、建築事務所勤務。

そのあと、スコットランドウェールズの農場に移り、自然保護区で自然を描く

アーティストとなる。その経験は現在の創作活動にも生かされている。

『まっかなちっちゃいきかんしゃんのぼうけん』のシリーズは、

日本を含む七か国語に翻訳され、150万部を超えるベストセラー。

他の絵本作品として、DinosaurChase!などや、日本語に翻訳された読み物として

『ほたる島物語』(ポプラ社)がある。

 

訳:青山南

福島県生まれ。早稲田大学卒業。翻訳家、エッセイスト。

翻訳絵本には『たのしいホッキー・ファミリー』『アボガドベイビー』(ほるぷ出版)、『算数の呪い』『やぎのブッキラボー3きょうだい』(小峰書店)、

『ハンタイのおばけ』(光村教育図書)、『ラストリゾート』

『まっかなちっちゃいきかんしゃのぼうけん』シリーズ(BL出版)など多数。

※絵本より引用

【作・絵:ベネディクト・ブラスウェイト 訳:青山南 出版社:BL出版

 


おいかけるぞおいかけるぞ―まっかなちっちゃいきかんしゃのぼうけん