★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

ピアノ調律師 *M・B・ゴフスタイン

自分の好きなことを仕事にしている人がどれだけいるだろう?

 

大半の人は、自分が好きなことを仕事にしているよりも、

 

仕事に自分を合わせている人が多いのではないだろうか?

 

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ピアノの調律師

ゴフスタインの『ピアノの調律師』という絵本は、デビーという活発で、頑張り屋の

 

女の子のお話。

 

 

両親を同時に亡くしてしまった女の子はおじいちゃんと二人で暮らすことになりました。

 

おじいちゃんの仕事は、とても腕のいい世界一のピアノの調律師です。

 

デビーはずっとそばでおじいちゃんの仕事を毎日見て来ました。

 

おじいさんは、デビーに立派なピアニストになってもらいたいと、

 

デビーにピアノを特訓させます。

 

デビーにとってピアノを調律する音は、他のどんな音楽よりも最高に美しい音楽でした。

 

デビーはスカートよりズボンを好みます。なぜなら、調律の仕事をするのに、

 

ズボンの方が作業がしやすいからです。

 

デビーにとって生活は、調律師になるための毎日です。

 

ある日、デビーはおじいさんが本当は調律する予定になっていたおうちへ、

 

おじいさんが他の仕事が入ってしまったので、

 

予定変更をしてもらえないか交渉してくるようにお使いを頼まれます。

 

でもデビーはおじいさんの言うことは聞かず、自分の手でそのお客さんの家のピアノ

 

を調律しようとします。

 

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ピアノの調律師

 

まともに道具を揃えていないので、完璧な調律はできません。

 

デビーがお使いから戻って来ないので、おじいさんは心配して、

 

デビーを探しにいきます。

 

そこで目にしたのは、小さなデビーがピアノの調律をしている姿でした。

 

おじいさんは『ピアノが壊れてしまう。』と怒ります。

 

デビーは目に涙をため、おじいさんに『私はピアノの調律師になりたい。』と

 

伝えます。

 

ピアニストにしたいおじいさんも周りの友人から、

 

『人生で自分の好きなことを、仕事に出来る以外に幸せなことがあるかい?』

 

と問いかけます。

 

おじいさんも調律の仕事に誇りを持っています。デビーの気持ちを受け止めて、

 

道具を一式揃えてあげることにしました。というお話。

 

1日24時間。その間の3分の1の時間を費やす仕事。

 

好きなことだったら、どんなに楽しいだろう?

 

夢をあきらめないで持ち続けることを、子どもに伝えたい一冊です。

 

 


ピアノ調律師 (末盛千枝子ブックス)