子どもがエスカレーターのしくみに興味を持ち、階段が平になって隙間に吸い込まれて
いき、そのあと階段はどこへ行くのか行方が気になっているようだったので、
ちょうどいい絵本を見つけました。
働く車だったり、電車だったり、そういう乗り物の絵本はたくさんあるのですが、
エレベーターやエスカレーターに特化した絵本を見るのは初めて。
さんたろうくんとお母さんがデパートに買い物に行き、階を移動するのに、
エレベーターに乗りました。
エレベーターの安全な乗り方や、他の人と一緒に乗るときのマナーなども
書かれています。
エレベーターは乗ってしまうと、動くお部屋(箱)のようなもので、
全く、そのしくみは見えないのでわからないかったのですが、
断面図でわかりやすく、しくみを説明してあり、
大人の私もその作りや仕組みがよくわかり勉強になりました。
子どものときエレベーターがとても不思議だったのを思い出します。
エスカレーターも同様に安全な乗り方と、しくみが横から、
そして、床にいつも隠れている部分が断面図で見られるので、
普段目にすることのできないエスカレーターの構造はわかり面白い。
絵本の全体の内容としては、
エレベーターやエスカレーターがよく登場する商業施設を舞台に、
子どもが大好きな玩具売り場への移動、屋上の遊園地への移動を
エレベーターや、エスカレーターでその都度、しくみを説明しながらの
構成になっているので、子どもも飽きずに喜んで読んでくれました(*^^)v
またエスカレーターとエレベーターの安全な乗り方や、マナーなども
一緒に学ぶこともできる絵本です(*^-^*)
【作:小輪瀬 護安 出版社:福音館書簡】