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だいじょうぶ どんどんいこう ~まっかな ちっちゃい きかんしゃの ぼうけん~

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だいじょうぶ どんどんいこう

まっかな ちっちゃい きかんしゃのぼうけんシリーズです!

 

どのお話も何かトラブルが起きて、それを乗り越えながら赤いきかんしゃは、

 

頑張って走っていくお話なのですが、今回もたくさんのトラブルが待ち受けていて、

 

その度に、きかんしゃの乗客総出で、みんなで力を合わせて、

 

赤いきかんしゃを助けます。

 

雨降りの風のつよい日、運転士のダフィは機関車に火を入れ、出発です。

 

山のずっと高いところにある村に向かいます。

 

ところがカーブを曲がると・・・・線路に動物たちがいます!

 

ダフィはブレーキをかけました。

 

おみごと きかんしゃは うまくとまりました。

 

どうぶつたちを農家の庭に戻し、ふたたび 出発です。

 

ところが、カーブをまがると・・・・どうろが水浸しです。

 

きかんしゃはブレーキをかけます。

 

橋の上で困っていた、バスのお客さんをのせて、出発です。

 

とかろがカーブをまがると、今度は・・・

 

風に吹かれて、木が倒れて、せんろをふさいでいます。

 

ダフィはブレーキをかけました。

 

機関車に乗っていた乗客のみんなも力を合わせて木をどかします。

 

そして、ふたたび出発です。

 

ところが だんだん すごいのぼりに なってきました。

 

きかんしゃはカッカとあつくなり、そのうち・・・

 

ボン!!ボイラーのあんぜんべんが ふっとんでしましました。

 

ダフィはブレーキをかけました。

 

冷まさなくちゃ。きかんしゃはすこし お休みに。

 

山のうえのほうに雪が見えました。

 

そこでゆっくり ふたたび 出発です。

 

とかろが、カーブをまがると・・・

 

雪が崩れて、線路をふさいでいます。

 

ダフィはブレーキをかけました。

 

みんなで雪をかきだします。ふたたび出発です。

 

シラカバムラまで あともう少しというところで・・・・

 

今度はポイントが凍っていました。

 

きかんしゃは ちがう線路に はいっていきます。

 

ダフィーはブレーキをかけました。

 

しんごうがかりが 熱いお湯を ポイントにかけます。

 

ふたたび 出発です! 駅にはいっていきます。

 

プラットホームにうまく止まりました。

 

乗っていたお客さんたちが、荷物を下ろすのを手伝ってくれました。

 

そして帰り道は、超特急でした。ずっと下りだったからという機関車の長い一日のお話。

 

きかんしゃが冒険する中で、今回は非常にたくさんのトラブルに見舞われます。

 

その度にみんなで力を合わせる絆だったり、こんなときはどうしたらいいか

 

考えて、行動する大切さ、あきらめない根気よさ、時には休みながら、

 

みんなで一つの目標に向かって頑張る姿が描かれています。

 

《著者紹介》

作:ベネディクト・ブラスウェイト

学校そ卒業後、建築事務所勤務。その後、スコットランドウェールズの農場に移り、

自然保護区で自然を描くアーティストとなる。その経験は、現在の創作活動にも生かされている。「まっかなちっちゃいきかんしゃのぼうけん」のシリーズは、

日本を含む7か国語に翻訳され、80万部を超えるベストセラー。ほかの絵本作品として、Dinasaur Chase!などや、日本語に翻訳された読み物として「ほたる島物語」(ポプラ社)がある。

 

訳:青山南

福島県生まれ。早稲田大学卒業。翻訳家、エッセイスト。翻訳絵本には『たのしいホッキー・ファミリー』『カバ!じゃない、サイ!』(ほるぷ出版)『算数の呪い』

『やぎのブッキラボー3きょうだい』(小峰書店)、『ハンタイのおばけ』(光村教育図書)、『水たまりのおじさん』『まっかなちっちゃいきかんしゃのぼうけん』シリーズ(BL出版)など多数。

※絵本より引用

【作・絵:ベネディクト・ブラスウェイト 訳:青山南 出版社:BL出版

 


だいじょうぶどんどんいこう―まっかなちっちゃいきかんしゃのぼうけん

 

 

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