★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

にわとりとたまご *イエラ・マリ  エンゾ・マリ さく

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にわとりとたまご

とてもインパクトのある表紙!ニワトリと言えば、

 

あの真っ赤なトサカを一番にイメージして、あまり普段足元に注視したことがなく、

 

この構図は私にはとても新鮮に思えました。

 

ページをめくっていくと、文章は一切なく、

 

絵でニワトリが卵を産み、それをあたため、卵の中で命が育ち、

 

やがてひよこが殻をくちばしで割って、顔を出すという一連が描かれている。

 

子どもにたまごって命なんだよ。

 

命をもらって私たちの元気な体がつくられているんだよと、伝えながら、

 

読み聞かせました。

 

たまごって、もうスーパーに売られていて、商品として見ているので、

 

たまごがひよこになって、大人になったらニワトリになるというのが、

 

とても不思議なようです。

 

足元の羽をよくよく見ると、黄色と黒の羽が混じっていて、とてもリアルに描かれています。

 

線で描いているだけなのに、卵から出てきたばかりのひよこは少し毛が濡れているように見え、

 

お母さんの足元にいるひよこは少しふくよかになって、毛並みも揃っています。

 

私も幼い頃、ずっとひよこはひよこのままでいて欲しいと思っていました。

 

どうして大人になった姿が、こんなにも違うのだろう?と。

 

子どもに命の大切さ、生きものの成長過程を見せるのに、

 

おすすめな一冊です(*^^)v

 

【作:イエラ・マリ エンゾ・マリ 出版社:ほるぷ出版

 

 

 


にわとりとたまご (海外秀作絵本)