★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

なんのじゅうたい? *オームラトモコ

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なんのじゅうたい?

渋滞は大人はうんざりなんじゃないでしょうか?息子は渋滞が大好きです!

 

家にあるミニカーたちを渋滞させて遊んでいたり、ビー玉転がしの玩具なんかも、

 

わざと途中指でせき止めて、ビー玉を渋滞させて、いっきに下まで流すのが

 

好きだったり。外に出たら蟻の列をみると、とても喜びます。

 

絵本『なんのじゅうたい?』はたくさんの車輪のついた乗り物が登場します。

 

さんりんしゃが渋滞の最後尾で、ローラースケート→いちりんしゃ→キックスケーター

 

スケートボード→ほこうき→ベビーカー→ショッピングカート→くるまいす→

 

じてんしゃ→じんりきしゃ→スクーター→オートバイ→サイドカー→じょうようしゃ

 

→トラック→クラシックカー→キャンピングカー→コンクリートミキサーしゃ→

 

タンクローリー→レッカーしゃ→バス→サファリバス→スクールバス→

 

どうぶつうんぱんしゃ→ばしゃ→トラクター→たうえき→ゆうびんしゃ→たくはいしゃ

 

→タクシー→いどうはんばいしゃ→いどうとしょかん→トイレカー→せいそうしゃ

 

→いどうえいぞうしゃ→テレビちゅうけいしゃ→レスキューしゃ→きゅうすいしゃ

 

→しょうぼうしゃ→きゅうきゅうしゃ→いりょうきゅうごしゃ→しろバイ→

 

トロールカー→こうしょさぎょうしゃ→ダンプカー→ロードローラー

 

ブルドーザー→ショベルカー→クレーンしゃが一番先頭。

 

計50台の車、乗り物が出て来ます。普段あまり見かけない乗り物も登場したり、

 

三輪車やベビーカーも乗り物として出て来ます。

 

ページをめくるごとに、いろいろな車両が、みんな『これはなんでじゅうたいしているんだ?』と困っていたり、

 

動物が逃げ出して、みんなで大慌てしたり、渋滞に巻き込まれた警察官が警備にあたったり、

 

先頭まで来た時に、クレーン車がなにか大きなものをつりあげようとしています。

 

つりあげると、とても大きな卵のような形が。

 

ゴゴゴゴーと大きな音がして、揺れると、中から大きな恐竜が出てきて、

 

卵からは小さな恐竜の赤ちゃんが誕生しました。

 

地面が大きく持ち上がったと思ったら、車や乗り物みんな、なんと

 

恐竜の背中の上にいたようです。というお話です!

 

最後のオチもインパクトがあり、さらに大好きな恐竜の登場に、

 

子どもは大喜びでした。ちょっとしたサプライズな結末です!

 

渋滞している車の仕事、職業を学ぶことが出来、たくさんの乗りモノが登場するのが、

 

この絵本のみどころです!

 

 

《著者紹介》

作:オームラトモコ

東京都生まれ。会社員を経て、PALETTE CLUB SCHOOLを卒業後、イラストレーターとして活躍中。自作の絵本に『こんなおつかいはじめてさ』(講談社・第三回ピンポイント絵本コンペ最優秀賞受賞作品)『かわるかわる』シリーズ(教育画劇)などが、さし絵の作品に『ふうたんのうんどうかい』(戸田和代・作/ポプラ社)などがある。

本書の姉妹編に動物を描いた『なんのぎょうれつ?』妖怪を描いた『こんやはなんのぎょうれつ?』(ポプラ社)がある。

※絵本より引用

【作:オームラトモコ 出版社:ポプラ社


なんのじゅうたい? (絵本・いつでもいっしょ)