一度だけ走って通り過ぎるドクターイエローを、車を運転している時に見て、
特に電車好きでなかった私も興奮しました(*^-^*)
テレビで特集されていたのを見た直後だったので。
ホームで止まっているドクターイエローはまだ見たことがないのですが、
月に3回『のぞみ』と同じ駅に停車する『のぞみダイヤ』と、
2か月1回の各駅に停車する『こだまダイヤ』で、東京から博多間を往来しているようです。
あのドクターイエローを必ず見られる時刻表Ⅱ!! (dr-yellow-eline.com)
こちらのブログにドクターイエローの運航表が書かれていました。
とにかく本数が少ないので、見ることが出来たら、幸せになれるとか、
ラッキーとか、とても縁起がいいようです(*^^)v
こちらの絵本は、あまりよく知られていないドクターイエローの内部だったり、
細部までの知られざる秘密を教えてくれます。
ドクターイエローは人は乗せず、
線路や電線などに不具合がないか点検する車両とまでは知っているものの、
内部は窓は閉まっているし、よく知りませんでした。
ドクターイエローは7両編成で、通常の新幹線より短く、
先頭車のヘッドライトは左右に3灯ずつの合計6灯あり、
より明るく前方を照らすことができる。
そのライトの下に小窓があり、前方観視用のビデオカメラが設置されている。
1号車のモニターには、観測用ドームで撮影した映像が映ります。
2号車には、データー解析や保存をするコンピューター。
3号車と5号車には、パンタグラフの観測用ドームがあり、
高性能カメラが設置されている。
4号車にある軌道検測室は、専門の検測員が、
床下のセンサーが感知したデーターなどを、モニターで確認する。
4号車は軌道のずれや、上下運動の測定を行うための特別な台車を備えている。
6号車はミーティングルームにあるテーブルや、
椅子は他の車両にあるものとはしつらえが違い、会社の社長室みたいな応接セット。
それから広い資材搭載室もある。
7号車には座席が並び、前方に大型ディスプレイがある。
ドクターイエローが集めたデーターをもとにして、どこにどんな工事が必要かが
割り出されます。
工事は夜間に行われている。
最後のページにはもっと詳しく知りたいドクターイエローのことが書かれています。
《著者紹介》
絵:溝口イタル
1962年大阪府生まれ。関西大学工学部卒業。セツ・モードセミナー中退。
1995年ごろより雑誌『旅の手帖』『散歩の達人』にイラスト・ルポを発表。
本作が、絵本デビュー作となる。
※絵本より引用
【絵:溝口イタル 出版社:交通新聞社】