子どもが乗る小さな車が、チビトラックくんに乗って、
そのまま小さな車を乗せたチビトラックくんが、お次はお兄さんトラックに乗って、
お次はキャリアカーにみんなで乗って、
キャリアカーは今度は、大きなトレーラートラックに乗って、
お次はトレーラートラックが、港について、
カーフェリーに乗って、みんなで海を渡る大冒険。
小さな子が背中におぼさってくるような、可愛らしいお話です。
少しずつトラックが大きくなって、乗せられる台数が増えていき、
最後は、船で海の上を移動するという、想像をいい意味で裏切ってくれます。
車は人や荷物を乗せるものという認識から、
車が車を乗せて運んでいるという面白みがここにあります。
絵本の表紙には玄関の長靴の横に、いつもまたがって運転しているおもちゃの車があり、
それが運ばれるところから始まり、子どもの日常目線で描かれています。
車たちの愛嬌のある表情にも注目してもらいたい作品です☆
文章も少なく、絵を追うだけで、何が起きているかわかりやすいので、
2歳前後のお子さんにもおすすめの乗り物絵本になります(*^^)v
こもりまことさんの他作品を乗せます↓↓
いつも鮮やかな色使いで、車の顔が愛嬌があって、表情豊かです!
【作:こもりまこと 出版社:福音館書店】