★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

重力って・・・・・ *ジェイソン・チン

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重力ってどういうこと?って改めて聞かれると、ちゃんと子どもに分かるように、

 

伝えるのって難しいもの"(-""-)"

 

これは絵本で、重力ってなんだ?に答えてくれる一冊です!

 

絵だとなんて分かりやすいんでしょう!

 

これを言葉にすると、なんて難しいんでしょうか(*^^)v

 

”重力って・・・・

 

いろーんな ものを

 

ちきゅうに おとしちゃう

 

重力がないと

 

みーんな

 

ういてっちゃう

 

つきは ちきゅうから はなれて いくし

 

ちきゅうも たいようから はなれて いっちゃう”

 

そして最後のページには重力について、図や絵を使いながらもっと詳しく

 

解説されているまとめページがあります(*^-^*)

 

”重力は「重い力」とかきます

じしゃくの力はひっぱったり、ひきはなしたりするけれど、重力はひっぱるだけ。

キミがプールにとびこむときは、地球の重力にひっぱられている。”

 

”重力は重ければ重いほど、つよくなります

だから、太陽と地球のあいだの重力のほうが、

地球と月のあいだの重力よりもつよい。”

 

”重力は、遠くはなれるとよわくなっていきます

じつは、地球は月だけでなく、もっと遠くの星たちもひっぱっている。

でも、星はずっと遠くになるから、ひっぱる力がよわくなるんだ。”

 

”みんな重力でつながっている

だから、地球は太陽からはなれないし、

月は地球からはなれないんだ。”

 

”ゾウとネズミのちがいは?

重たいゾウは地球にたくさんひっぱられ、

かるいネズミはあんまりひっぱられない。”

 

”でも、あまり大きさは関係ない

小さくても、重ければ重力はつよいし、

大きくても、かるければ重力はよわい。”

 

”重力は目にみえないひもみたい

キミが、ボールをひもにつないでぐるぐるまわしても、

とんでいかない。それはキミとボールがひもでつながっているから。

太陽のまわりをまわる地球もとんでいかない。

それは太陽と地球が重力でつながっているから。

つまり、重力は、このひものかわりなんだよ。”

 

重力って言葉を誰もが知っているのに、でもほんとは良く知らない。

 

よくわかっていないから、人に説明するのが難しい。

 

大人の私も分かりやすく読めました(*^-^*)

 

ニュートンアインシュタインも、生涯、この重力のなぞを研究し続けたそうです。

 

子どもは重力がないと、大好きなバナナやショベルカーも空を飛んでしまうという絵を

 

見て、大興奮していました☆彡

 

《著者紹介》

作:ジェイソン・チン

アメリカ・ニューハンプシューの小さな町で生まれる。

シラキュース大学でイラストレーションを学び、2001年にニューヨークへ移る。

マンハッタンにある子どもの本専門店に勤め、絵本作家になる。

主な作品に『ガラパゴス』、『セコイア』がある。現在は、バーモント州バーリントンで妻と息子と暮らす。

 

※絵本より引用

【作:ジェイソン・チン 訳:竹内薫 出版社:偕成社

 


重力って……