重力ってどういうこと?って改めて聞かれると、ちゃんと子どもに分かるように、
伝えるのって難しいもの"(-""-)"
これは絵本で、重力ってなんだ?に答えてくれる一冊です!
絵だとなんて分かりやすいんでしょう!
これを言葉にすると、なんて難しいんでしょうか(*^^)v
”重力って・・・・
いろーんな ものを
ちきゅうに おとしちゃう
重力がないと
みーんな
ういてっちゃう
つきは ちきゅうから はなれて いくし
ちきゅうも たいようから はなれて いっちゃう”
そして最後のページには重力について、図や絵を使いながらもっと詳しく
解説されているまとめページがあります(*^-^*)
”重力は「重い力」とかきます
じしゃくの力はひっぱったり、ひきはなしたりするけれど、重力はひっぱるだけ。
キミがプールにとびこむときは、地球の重力にひっぱられている。”
”重力は重ければ重いほど、つよくなります
だから、太陽と地球のあいだの重力のほうが、
地球と月のあいだの重力よりもつよい。”
”重力は、遠くはなれるとよわくなっていきます
じつは、地球は月だけでなく、もっと遠くの星たちもひっぱっている。
でも、星はずっと遠くになるから、ひっぱる力がよわくなるんだ。”
”みんな重力でつながっている
だから、地球は太陽からはなれないし、
月は地球からはなれないんだ。”
”ゾウとネズミのちがいは?
重たいゾウは地球にたくさんひっぱられ、
かるいネズミはあんまりひっぱられない。”
”でも、あまり大きさは関係ない
小さくても、重ければ重力はつよいし、
大きくても、かるければ重力はよわい。”
”重力は目にみえないひもみたい
キミが、ボールをひもにつないでぐるぐるまわしても、
とんでいかない。それはキミとボールがひもでつながっているから。
太陽のまわりをまわる地球もとんでいかない。
それは太陽と地球が重力でつながっているから。
つまり、重力は、このひものかわりなんだよ。”
重力って言葉を誰もが知っているのに、でもほんとは良く知らない。
よくわかっていないから、人に説明するのが難しい。
大人の私も分かりやすく読めました(*^-^*)
ニュートンやアインシュタインも、生涯、この重力のなぞを研究し続けたそうです。
子どもは重力がないと、大好きなバナナやショベルカーも空を飛んでしまうという絵を
見て、大興奮していました☆彡
《著者紹介》
作:ジェイソン・チン
アメリカ・ニューハンプシューの小さな町で生まれる。
シラキュース大学でイラストレーションを学び、2001年にニューヨークへ移る。
マンハッタンにある子どもの本専門店に勤め、絵本作家になる。
主な作品に『ガラパゴス』、『セコイア』がある。現在は、バーモント州のバーリントンで妻と息子と暮らす。
※絵本より引用