ふくろうさんせいが、いたずらこびとたちに、たしざんの授業をします。
こびとのおうちの窓の数がちがい、5つずつに分けられています。
窓がいくつあるか、6なら5つの窓と、1つの窓と、
たしざんを考える時のヒントが、描かれています。
こびとさんが登場して、たしざんとは、いっしょにすることを
『たす』と言い、たしざんのしきでかくと、
『2+1=(にたすいちは) 』と公式の書き方も記載されていて、
回答が次のページに書いてあります。
うちの子どもは、暗算の仕方のヒントが描かれているのに、
指を総動員して、数えていて、まだ暗算の仕方は難しいようでした。
そしてたしざんは、数を足して、答えは増えていくイメージですが、
2+0=2という答えも、絵があるから理解しやすい様子。
0+0=0は、前振りの2+0=2があったから、
迷わず0と答えられた感じでした。
なぜ足しているのに、数が増えないのか、子どもからすると不思議なんですよね。
最後はちょっと難しくなり6+2=8は、
指で計算するわが子は、指がとうとうたりないわけです。
6を手でつくると、2が足せない現象が。
そこで、最初のふくろうの家の窓の数をカウントする方法がここで役に立ちます。
5つの箱をくっつけて1グループにして、あまった1と2をたして3つ、
全部で8個という考え方。
これが絵で見ることができるので、理解できるのですが、
なかなか絵本なしには、まだ難しいようです。
そこで、6から数え始めて2を足してみたらどう?と教え、
6に1つ増えたら何? 7!!
じゃあ6に2つ増えたら何? う~ん8か!!
これで数が増えていくと、これはこれで難しい(;^ω^)
たしざんに興味を持ち始めた幼児におすすめの一冊です!
近頃は知育の絵本が沢山出ていて、美術だったり、音楽、歴史、
国語などいろんな分野の絵本が出ていて、子どもでもわかりやすく学べる絵本が
多数出ていて、大人が読んでいても面白いです。新しい発見があったりと、
大人も勉強になることが多々あります!
※絵本よりページ引用
【作:まついのりこ 出版社:福音館書店】