視覚デザイン研究所が製作する地図絵本。
最近世界の国旗や、大陸に興味を見始めた息子にまず日本の地図を(*^-^*)
自分の住む県や市を知っているものの、
それが日本の地図上でどこに位置するのかまではまだ知らない。
この絵本は男の子と女の子の元に鳥が飛んできて、
一緒に空へ飛んで、日本の形を上から眺めるページや、宇宙まで飛んで、
地球からみた日本を眺めにいくページがあり、客観的に自分がいる場所、
日本という国、世界の大きさを知ることができる絵本でもあります。
こういう視点ってなかなか持てないし、分かりやすく他国との距離など、
位置関係を大まかに覚える、知ることができるようになっています。
宇宙からみると、日本の小ささにすごく驚いていました。
まず日本は47の都道府県でできていること。
子どもはなんで全部県じゃないのか不思議に思っていました。
また北海道が一番大きい!と歓声を上げていました。
この絵本のいいところは、
地方ごとに、1年を通してどんな気候か、特産物の紹介、そこに生息する動物たち、
歴史、有名な郷土まつりなどが紹介されていて、
県とその県の特長を紐づけて学習することができます。
そして日本にもたくさんの山がありますが、山の高さ比べのページだったり、
日本の川の長さ比べのページがあり、
川がどうしてつくられているか、雨が降ると、山に小さな湧き水が生まれ、
それが川へ流れ、川から海に流れ、海の水が太陽に温められて、雲ができるしくみを
説明しているページもあります。
日本を横断している新幹線の名前、どこを通っているかルートがまとめられているページも。
その他にも、春夏秋冬の季節のこと、海流の流れによってどこでどんな魚がとれるのか、
日本の近隣外国はどの国が近いかなど、あらゆる方向から、
日本という国を浅く、広く知ることができる一冊です!
地図に興味を持ち始めたお子さんにおすすめです(*^-^*)
【作:視覚デザイン研究所 絵:はやさかゆうこ 出版社:視覚デザイン研究所】