★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

うみでなんのぎょうれつ?  *オームラトモコ

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なんのぎょうれつ?シリーズの今回はうみの魚バージョンです!

 

他にもどうぶつシリーズだったり、虫さんや、妖怪もあります(*^^)v

 

広い海の中、魚たちは自由自在にどこでも泳いでいくイメージですが、

 

そんなお魚さんたちが、行列に並んで、大渋滞している絵は圧巻です!

 

最後尾に並ぶ、クリオネが、最初に登場し、徐々に先頭に向かって進んでいく。

 

エビさんが、お時間があればお並びくださいと。

 

みんな先で何が起きているんだ?と不思議そうに、順番に並んでいます。

 

子どもが知っている、タツノオトシゴクマノミイワシ、ハリセンボンから、

 

鮮やかなチョウチョウウオや、光っているアンコウ、大きなイルカに、

 

サメ、シャチまで。

 

先頭までページが進んだところで、

 

パノラマページを開くと、そこには、岩にはさまった大きなクラゲが登場。

 

みんなでクラゲの足に自分の体を巻き付けて、息を合わせて一斉にひっぱり、

 

クラゲを助けるお話です(*^^)v

 

子どもは、なんといっても行列、渋滞しているものを見るのが大好き。

 

個性豊かな海の魚たちが50種類出て来ます。

 

2桁の数字を読む練習にもなり、お魚の種類を学べる絵本になっています!

 

読んでいたら「おおきなかぶ」の絵本を思い出しました。

 

みんなで力を合わせて、無事にクラゲさんを救出することができました。

 

 

《著者紹介》

作:オームラトモコ

東京都生まれ。会社員を経て、PALETTE CLUB SCHOOLを卒業後、イラストレーターとして活躍。『こんなおつかいはじめてさ』(講談社・第3回ピンポイント絵本コンペ最優秀賞受賞作品)でデビュー。数々の絵本作品を手掛ける中、『ぎょうれつ』シリーズは、海外でも多くのファンを獲得し、『なんのぎょうれつ?』はピーターパン賞、

ノールイゼールこどもが選文学賞を受賞。そのほかの自作の絵本に『たかいたかーい』

フレーベル館)、『みんなはははっ』(アリス館)など多数ある。

※絵本より引用

 

【作・オームラトモコ 出版社:ポプラ社

 


うみで なんの ぎょうれつ? (絵本・いつでもいっしょ 44)