★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

もりの100かいだてのいえ   *いわいとしお

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子どもが大好きな100かいだてシリーズ。

 

森の近くに住んでいるオトちゃんが、大好きなハープの練習をしていると、

 

どこからか不思議な音が聞こえてきます。

 

庭に見たこともない花が咲いていることに気が付き、近づいてみると、お花から、

 

どうやら不思議な音がしているよう。お花の咲いている場所を追っていると、

 

森の中の大きな一本の木の前に出ました。

 

木には小さな扉があり、ドキドキしながらオトちゃんは扉をあけると・・・

 

そこは、くまさんのおうちだったようで、君も音楽が好きなら上にあがってごらんと

 

言われました。

 

10階ごとに住む住人が変わり、森に住む動物や、鳥、虫たちがそれぞれ一緒に

 

暮らしています。

 

そしてみんなそれぞれに楽器を作っていたり、楽器を演奏しているようです。

 

くまさんはオルゴールを奏でたり、太鼓をつくったり、演奏したりしています。

 

シカさんは、サンタさんのお手伝いで赤い衣装に身支度しているシカや、

 

角にたくさんの鈴をつけたり、角のマラカスをつけてキレイな音を奏でています。

 

カマキリさんは、落ち葉でバイオリンを。

 

おさるさんは、ギターにウクレレマンドリンを器用に演奏しています。

 

ムカデさんは沢山の手足を生かして、ハンドベルを一人で操り、

 

カメレオンはトロンボーン

 

ナナフシは、長くて細い手足を生かして、フルートを。

 

洗濯ものも、自分の手を広げたら、いくらでも干すことができる便利な長い手。

 

鳥さんは見事な歌声を披露。みんなで合唱しているよ。

 

100階につくと、鳥さんたちが、オトちゃんのために、お手製の大きな

 

ハープを作ってくれました。

 

さぁこれからみんなで楽しい森の演奏会です。

 

ページをめくる度に、楽しい森の仲間たちの暮らし、音にあふれ、

 

賑やかで、華やかな絵本です(*^-^*)

 

《著者紹介》

作:岩井俊雄(いわいとしお)

1962年生まれ。絵本作家/メディアアーティスト。子供の頃に母親から「もうおもちゃは買いません」と言われ、かわりに工作の道具や材料を与えられたことからものづくりに目覚める。1985年、筑波大学芸術専門学群在学中に第17回現代日本美術展大賞を最年少で受賞。その後、国内外の多くの美術展に、観客が参加できるメディアート作品を発表し、注目を集める。テレビ番組『ウゴウゴルーガ』、三鷹の森ジブリ美術館の映像展示『トトロぴょんぴょん』『上昇海流』や、ニンテンドーDSのアートソフト『エレクトロプランクトン』、ヤマハと共同開発した音と光を奏でる楽器『TENORI-ON』、NHKの幼児番組『いないいないばぁっ!』のオープニングアニメーションなども手がける。

著書に『いわいさんちへようこそ!』『どっちがへん?スペシャル』(以上、紀井國屋書店)、『アイデアはどこからやってくる?』(河出書房新社)、『光のえんぴつ、時間のねんどー図工とメディアをつなぐ特別授業』(美術出版社)、『ゆびさきちゃんのだいぼうけん』(白泉社)、『ぼく、ドジオ。』(小学館)、『100かいだてのいえ』

『ちか100かいだてのいえ』『うみの100かいだてのいえ』『そらの100かいだてのいえ』(偕成社)などがある。

※絵本より引用

【作:いわいとしお 出版社:偕成社

 

 


もりの100かいだてのいえ

 

 


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