★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

うんちっち *ステファニー・ブレイク

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真っ青な背景に、ウサギの子が背中に手を回し、ニコニコと立ち、

 

横の吹き出しに『うんちっち』と書かれたインパクト大な絵本!

 

子どもが手に取り、そして表紙を見ただけでゲラゲラ笑いだし、

 

一瞬にしてこの絵本の虜になりました。

 

『うんちっち』と変換するだけで、う〇ちの絵文字が出てきて、

 

私も最初そっちのお話なのかと思って読み始めました笑

 

想像力が乏しすぎ。。。。悲

 

ウサギの子は、いつもお父さん、お母さんから話かけられても、

 

『うんちっち』としかいいません。

 

朝、『ぼうや、おきなさい』と言えば、『うん ちっち』と答え、

 

『ぼうや、ほうれん草をおたべ』と言えば、『うん ちっち』と答えます。

 

ある日オオカミがやってきて、ウサギの子にいいました。

 

『ぼうやをたべてもいいかい?』ウサギの子は『うん ちっち』と答えました。

 

オオカミはペロリ。

 

オオカミが家に帰ると、奥さんが、

 

『おかえりなさい、あなた』と声をかけると、

 

オオカミは『うんちっち』と答えました。

 

しばらくすると、オオカミは調子が悪くなって、

 

お医者さんを呼びました。

 

お医者さんは喉を見るので、『アーと声を出してください』と。

 

ところがオオカミは『うんちっち』と答え、

 

お医者さんは、びっくり飛び上がり、

 

『きみ、うちの息子を食べたね。』

 

お医者さんは、ウサギの子のお父さんだったのです。

 

ウサギの子をお父さんはオオカミの口を広げて探しました。

 

やっとウサギの子を見つけると、

 

お医者さんは、『ああ、ぼくの大事なうんちっち』と言い、

 

うさぎのこは、『ぼくはシモンだよ。知ってるくせに!』と答えました。

 

ウサギのは無事に家に戻り、眠りにつきました。

 

次の日お父さんに、『歯を磨きなさい』と言われると、

 

ウサギの子は・・・・・

 

最後のオチはお楽しみに取っておきましょう!笑

 

最後までウサギの子には、脱帽です。とても賢いウサギの子。

 

そしてユーモア&いたずらっ子で、かわいい盛り。

 

男の子の親御さんは、自分の子のことを読んでいる気持ちになるのではないでしょうか。

 

リズミカルで、キャッチーな繰り返し言葉に、子どもは夢中で、大ウケしていました!

 

子どもも大好きな作品です(*^-^*)

 

大人も子どもも共感できる、楽しい絵本です☆彡

 

※絵本より引用

【作品:うんちっち 著者:ステファニー・ブレイク 出版:あすなろ書房

 


うんちっち (うさぎの子シモン1)