『はこぶ』をテーマにした絵本!
私たちの身の回りの生活に必要なものは、現代も、昔も、ずっと人によって運ばれてきました。
昔は人の手で運び、少し数が多くなると、二人で運べば、より多くの数を運べ、
重たいものは牛に引かせたり、遠くに運ぶには、車輪の着いたもので、
そして時代の移り変わりとともに、より多くのもを、より遠くへ、そして
早く届けられるように、あらゆる交通網が発展していきました。
時代とともに、需要が変化し、運ぶ手段が変化していくのがよくわかる絵本です!
子どもは昔を知らないので、とても興味深そうに眺めていました。
スーパーやお店で買い物する商品のひとつひとつが、たくさんの人の力で、
たくさんの乗り物のおかげで、毎日簡単に手に入れることができる。
ただ荷物を運んでいるわけではなく、たくさんの人の心も一緒に運んでいるんだなと
改めて感じました。
荷車、フォークリフト、自転車、バイク、トラック、バス、コンテナ船、
電車、飛行機、最後は宇宙にロケットで、運ぶというところまで。
運ぶをテーマにした、色々な乗り物、機械が登場し、歴史も学ぶことができる一冊。
とても勉強になります(*^-^*)
《著者紹介》
作:鎌田歩(かまたあゆみ)
1969年東京生まれ。長野県松本市で少年時代をすごす。
おもな作品に、『新幹線しゅっぱつ!』(福音館書店)、『はしる!しんかんせん「のぞみ」』『はしる!新幹線「スーパーこまち」』(ともにPHP研究所)のほか、『どうろせいそうしゃ』『サッカースタジアム』(ともに「かがくのとも」/福音館書店)、『せいそうせんのくりんまる』(「こどものとも」/福音館書店)がある。『新幹線しゅっぱつ!』『空港のじどうしゃ』(「おおきなポケット」/福音館書店)は、台湾で翻訳出版された。
※絵本より引用