『おはよう』、『こんにちは』、『こんばんわ』、『ありがとう』、『ごめんなさい』
『おやすみなさい』、『さようなら』、『いただきます』。
あいさつをするだけで、笑顔になったり、ともだちになれたりする。
短い言葉はまるで、人と人を結ぶ魔法の言葉のよう。
この絵本は、あいさつをするたびに、子どもたちが、いろいろな動物に変身していくのが、
とても楽しい絵本です(*^-^*)
例えば、おはようと言いながら、口をすぼめたら、鳥になったり。
ご飯を食べる時にいただきますと言いながら手を合わせたら、
リスさんになちゃった(木の実を食べるリス)。
お友達にごめんねと頭を下げたら、ペンギンさんになっちゃたり。
おやすみなさいとゴロゴロ寝転がったら、ネコになっちゃたり。
あいさつは大事と教えられていても、大人にやらされていると思うと、
途端につまらなくなってしまうもの。
また、あいさつする言葉だけでなく、動作も一緒に、動物の特徴的な動きと
一緒に教えたら、なりきりまねっこ遊びみたいで、楽しくあいさつが身に付きそうな
絵本です!
子どもと今度はどんな動物に変身するかな~?と話しな、ら楽しく読み聞かせできました!
あいさつってたのしい~と感じられたら、あいさつが好きになる。
あいさつを楽しく身に着ける、身近にしてくれる絵本です(*^^)v
言葉も少なく、絵は大きく、インパクトのある動物の絵が、
ページいっぱいに描かれている元気な絵本です。
3歳ぐらいから読み聞かせに最適かと思います☆彡
《著者紹介》
1953年愛媛県生まれ。絵本作家、詩人、翻訳家。3年間のフランス滞在を経て、執筆に従事。『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたうちににこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)で三越左千夫少年詩賞を受賞。ほかの作品に『まさかさかさま動物回文集』(絵・長新太/河出書房新社)、訳書に『リサとガスパール』シリーズ(ブロンズ新社)、『あおのじかん』(岩波書店)ほか多数。
絵:松田奈那子(まつだななこ)
1985年、北海道生まれ。画家。絵本作家。個展、グループ展にて作品を発表しながら、絵本製作、広告・書籍の装丁画や挿絵を手掛ける。子ども向けの造形教室やワークショップも多数開催している。第1回白泉社MOE絵本グランプリを受賞。絵本作品に『ちょうちょ』(文・江國香織/白泉社)、『くらべっこしましょ!』(文・石津ちひろ/白泉社)、『やさいぺたぺたかくれんぼ』(アリス館)など。2015年~2017年の2年間北アフリカのモロッコで生活。体験を絵日記『モロッコ滞在帖』に記録。
※絵本より印象