★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

そらまめくんのぼくのいちにち

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子どもが大好きなそらまめくんシリーズ。

 

そらまめくんの たからものは、 ふわふわベッド。

 

そらまめくんは朝起きると、顔を洗って、

 

ほしくさのタオルで顔をふいて、どんぐりのコップで、

 

あさつゆを飲むのが、大好きな日課です。

 

そらまめくんの新しい1日が始まります。

 

タンポポ畑に行くと、ふわふわと飛ぶわたげを見つけ、良いことを思付きました。

 

木の枝で、地面をほると、そこにたんぽぽのわたげをたくさん、

 

敷き詰めました。穴の中に体をしずめると、

 

ふわふわベッドの完成です。まるでそらまめくんのベッドみたいです。

 

みんなにみせて上げよう!と思い、えだまめくんや、グリンピースくん、

 

さやえんどうさんのお家へ行って、良いものを見せて上げるよ!と誘いました。

 

最後にピーナッツくんのおうちへ行こうとすると、突然雨がふってきました。

 

みんなでいそいで、ピーナッツくんのおうち(土の中へ)へ行きました。

 

雨が止むまで、ピーナッツくんのおうちで遊ばせてもらいました。

 

そして雨がやみ、みんなにふわふわベッドを見せようと、そらまめくんがタンポポ畑に

 

案内すると、なんと水たまりになっていて、ふわふわベッドは流されてしまっています。

 

そらまめくんはガッカリ。空をみて!とさやえんどうさんが言いました。

 

空には綺麗な虹が。

 

みんなで虹をつかもうと、そらまめくんが一番下になって、縦に高い梯子のように

 

つらなって、虹に近づこうとすると・・・バランスを崩して、

 

みんな水たまりの中へドボン。

 

すると、みずたまりも虹色に輝いていました。

 

みんな虹を捕まえることが出来たぞー!と大満足です。

 

水たまりに葉っぱで作った船を浮かべて遊んだりして1日楽しく過ごしました。

 

次の日、みんなでタンポポ畑にいって、わたげのベッドをつくって、

 

ふわふわベッドでみんな気持ちよさそうに仲良く過ごしましたというお話。

 

それぞれ形や大きさが違う豆のおうち(ベッド)だったり、

 

ピーナッツくんは土の中で育つことを知ったり、食育にもなる絵本です(*^^)v

 

子どもはたくさんのベッドを見て、やっぱりそらまめくんのベッドが一番いいなぁ~、

 

ふかふかベッド寝てみたいなぁ~と話していました。

 

食事にこれはグリンピースくんだよ!とか、さやえんどうくんだよ!と

 

伝えると喜んで食べてくれるようになりました!

 

そらまめくんの表情の豊かさ、優しくて、温かいストーリーに癒され、

 

大人も子どもも、いつの間にかそらまめくんシリーズの虜になっていました。

 

 

 

《著者紹介》

作:なかやみわ

埼玉県生まれ。女子美術短期大学造形科卒業。

主な絵本に『そらまめくんのベッド』『そらまめくんとめだかのこ』(福音館書店刊)、『くれよんのくろくん』シリーズ(童心社刊)、『こぐまのくうぴいえほん』シリーズ(三起商行刊)、『おばけのかんづめ』シリーズ(ブロンズ新社刊)などがある。今回新たに絵本『そらまめくん』シリーズ(小学館刊)を刊行。愛くるしく魅力的な登場人物を描いた絵本作品は、子どもたちの絶大な支持を受けている。

※絵本より引用

【作:なかやみわ 出版社:小学館

 


そらまめくんのぼくのいちにち