★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

ひょっこりひょうたん島

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ひょっこりひょうたん島をテレビで見た時は人形劇のスタイルで、

 

ひょうたんの形をした島がなぜか動いて、色んな所へたどり着く。

 

いつもサンデー先生と子どもたちが一緒にいて、大統領のドンガバチョや、

 

海賊たちが出てきて、サンデー先生が子どもを守りながら、子どもたちと一緒に、

 

知恵をしぼりながら、日々に起こる色んな小さなことを乗り越え、解決し、

 

成長していくそんな物語だったと記憶しています!

 

子どもながらに、なんで島が動くのか?どうしていつも先生と子どもたちだけなんだろう?

 

そんな疑問がこの絵本を読んで解決しました!

 

ひょっこりひょうたん島のはじまりがよくわかりました。

 

そろそろ絵本から、少し長い物語や、児童書に移行していきたいなと思っていた時に、

 

見つけた物語絵本です。人形劇ではなくイラストで描かれています。

 

109ページもあるので、毎日少しずつ読み聞かせしましたが、子どもも楽しみながら、

 

最後まで飽きることなく読むことができました。

 

おばあちゃん世代もきっと懐かしいのではないでしょうか?

 

物語も長く、字もたくさんですが、全カラーでイラストが描かれているので、

 

5歳の子供にもすごくおもしろかったようです。

 

漢字にもすべてフリガナがうたれているので、小学生の一人読みにもおすすめの一冊です。

 

《著者紹介》

文:武井 博(たけい・ひろし)

1936年 埼玉県に生まれる。元NHKテレビディレクター

1959年 早稲田大学文学部卒業。NHK入局。

テレビディレクターとして、子ども番組の企画制作に携わる

1964年 「ひょっこりひょうたん島」を企画演出

1969年 「ひょっこりひょうたん島」放送終了と同時に名古屋局に転勤、

「少年ドラマ」シリーズを演出

1970年 NHK勤務の傍ら童話『いたちのコロッペ』(あかね書房)を出版。

以後、『モグラが3千あつまって』『はらぺこプンタ』(講談社

『コン八ぎつねの大脱走』(小峰書店)などを出版

1983年 幼児番組「おーい!はに丸」企画演出(~1989年まで)

1993年 NHK退職

1994年 カルバリー聖書学院入学。97年卒業

1989年 横浜カルバリー・チャペル牧師就任。現在にいたる

 

絵:高瀬省三(たかせ・しょうぞう)

1941年 東京・日本橋に生まれる。画家

神戸の高校で2年間社会科の牧師をし、退職後新興美術院で渡辺玉花氏に日本画を師事

同会所属後脱会、家業の帯地デザイン等をしながら筑摩書房刊『ひょっこりひょうたん島』の挿絵を手がける

1995年 市ヶ谷一ツ木画廊にて第1回作品展開催

2002年 流木による彫刻作品集『風の化石』(筑摩書房)刊行に伴い紀伊國屋ギャラリー企画展開催

同年10月 病で逝去

 

※絵本より引用

【原作:井上ひさし・山元護陽久 キャラクターデザイン:片岡昌 文:武井博

 絵:瀬省三 出版社:NHK出版】

 

 


ものがたり絵本 ひょっこりひょうたん島