★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

きょうりゅうたち

 

人間はみんな恐竜が実際に生きてきた世界を知らない。

 

こんな大きな生き物が生きていた時代があったなんて、

 

そして無敵に思えた恐竜の時代が終わりを迎えたなんて、考えても想像がつかない。

 

図鑑や資料に残っていることは、すべて今地球で生きている科学者や研究者が、

 

調べて、研究して、残してきたたものなのだ。

 

どんな色をしていたかも、恐竜の子孫である鳥たちの羽などを見て、

 

予測したものだ。

 

この絵本は図鑑を物語りにして読める一冊です。

 

図鑑ほど堅くなく、その時代に生きていた恐竜たちがどんな生活していたか、

 

どんなものを好んで食べていたかのか、大きさや、走る速度など、

 

どんな環境化で、自分の命を守るために日々、暮らしていたのか、

 

想像できる絵本になっています。

 

アーノルドローベルが描く恐竜の絵は、それぞれに特徴をとらえ、躍動感があって、

 

見ごたえたっぷりです。

 

恐竜の時代の始まりかり、恐竜時代の終わりまで、

 

歴史も小さな子どもたちにも分かるように説明されています。

 

歯が2千本もあったものや、歯が折れても次から次へと生えて来るもの。

 

一番大きな恐竜だったブラキオサウルスは、逃げるのが遅かったので、

 

水の中に入って、水辺の草を食べていたことなど、11種類の恐竜の生態が紹介

 

されています。

 

まだまだわかっていないことも多い恐竜の世界。

 

これからも新しい発見がされていくのでしょうか。

 

【文:ペギー・パリッシュ 絵:アーノルド・ローベル 訳編:杉浦宏

 出版社:文化出版局

 

 


きょうりゅうたち (ミセスこどもの本)