人生に行き詰ってしまって、どう歩いたらいいか分からなくなった時、
大人にも子どもにも読んで欲しい絵本です☆彡
いつだって素敵なことは、たったひとつのことから始まり、動き出すことを思い出す。
”はなでいっぱいの にわも はじまりは ひとつぶのたね”
”めいきょくも はじまりは ひとつのおんぷ”
最初の一歩から人生は始まり、ひと声から友達になり、
水面に一滴のしずくが落ちれば、波紋が広がり、
やがてさざ波から大波になる。
波は国境を越えて、あらゆる境も超えていく。繋がる。
そして誰かの一つの行動が、また誰かの心を動かすきっかけになるかもしれない。
一人一人が力を合わせれば、大きな1(いち)になる。
ちっぽけなように思えるけど、小さな一歩が、
その先の道に繋がり、その背中をそっと見ている人がいるかもしれません。
でも”ひとつ”がなければ、何も始まらないのです。
自分を信じて、少しだけ勇気をもって、一歩踏み出してみる。
みんなが、はじめの一人になれる、存在だということを。
《著者紹介》
文:スーザン・ヴェルデ
ニューヨーク、グリニッジ・ヴィレッジ出身。 絵本製作のかたわら、こどもたちにヨガとマインドフルネスをおしえている。 本書や『ぼくはにんげん』をふくむ《I AMシリーズ》は、世界中の幅広い年齢層の読者を獲得し累計100万部を突破。 レイノルズとの共著に、上記シリーズのほか『びじゅつかんへいこう』(なかがわちひろ訳、国土社)などがある。 ニューヨーク州イーストハンプトン在住。
絵:ピーター・レイノルズ
数々のヒット作で知られる絵本・アニメーション作家。
「こどもたち、とくに”道をはずれた”こどもたちを、絵と物語でささえること」がじぶんの使命だと語る。世界中の”図面嫌い”を救った『てん』(谷川俊太郎訳、あすなろ書房)、世界中の母親の心をうった『ちいさなあなたへ』(文:アリスン・マギー、なかがわちひろ訳、主婦の友社)、ともにすごす時間を言祝ぐ最新作『すてきなテーブル』など作品多数。マサチューセッツ州デダム在住。
訳:島津やよい
訳書にS・ヴェルデ(文)/P・レイノルズ(絵)『ぼくはにんげん』、P・レイノルズ『すてきなテーブル』、C・ルウケン『まちがいなんてないよ』『ぼくのなかの木』、
L・ローリー『ギヴァー記憶を注ぐ者』ほか〈ギヴァー4部作〉(以上新評論)、同「七つの椅子」(C・V・オールズバーグほか著/村上春樹ほか訳『ハリス・バーディック年代記』河出書房新社)。
※絵本より引用
【作:スーザン・ヴェルデ 絵:ピーター・レイノルズ 訳:島津やよい
出版社:新評論】