★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

魔女たちのパーティー

 

もうすぐハロウィーンですね!

 

こちらの絵本はハロウィンの夜に、仮装パーティーへでかけようとしたジャックが、

 

2人の魔女を見つけたことから始まる不思議なお話です。

 

魔女を追いかけて深い夜の森に足を踏み入れるジャック。

 

おばけの格好をしていても、夜の森はやはり怖い。

 

引き返そうとしたその時、今度は小鬼たちを見つけます。

 

小鬼の後をつけていくと、人喰い鬼がコウモリのシチューを作っています。

 

どんどん魔女たちも集まり、小鬼や人喰い鬼が集まってきました。

 

魔女たちも何やらパーティーをひらこうとしているようです。

 

おばけの仮装をして隠れていたジャックでしたが、ついに人喰い鬼に見つかってしまい、

 

食べられそうになります。そこで、でたらめな呪文を唱えると、

 

嘘が本当になり、難を逃れるジャック。

 

魔女のほうきにのせてもらい、人間の仮装パーティーに連れて行ってもらいました。

 

ハロウィーンの夜には、いつもとは違う不思議なことが起きるかもしれません。

 

ジャックは魔女たちの世界と、人間の世界の2つのパーティーに参加することができました。

 

ちょっとおどろおどろしい瞬間もありますが、魔女や小鬼や、人喰い鬼も、

 

人が良くて、人間のような優しさ、情もあり、憎めません。

 

ジャックと一緒にスリリングな、ハロウィーンの夜を冒険できる絵本です(*^-^*)

 

《著者紹介》

作:ロンゾ・アンダーソン

1905年米国ジョージア州生まれ。ハーバード大学卒業。妻であるエイドリアン・アダムスとの作品に、『200ぴきのうさぎ』(新世研)、『My Biddle and the Birds』『Ponies of Mykilleng』(共に未訳)など。1993年死去。

 

絵:エイドリアン・アダムズ

1906年米国アーカンソー州生まれ。絵本作家。ミズーリ大学を卒業後、アメリカン・スクール・オブ・デザインでイラストを学ぶ。自分でお話も書いた作品に『魔女たちのあさ』(アリス館)、『魔女たちのハロウィーン』『こうさぎたちのクリスマス』(いずれも佑学社)。『ぼくたちとたいよう』(アリス・E・グッディ文 文化出版局)他多数。『Houses from the Sea』『The Day We Saw the Sun Come Up』(共に未訳)のに作品でコールデコット賞オナー賞受賞。2002年死去。

 

訳:野口絵美

女優・翻訳家。早稲田大学第一文学部卒業。絵本に『ゆうかんな3びきとこわいかいぶつ』『王さまライオンのケーキ はんぶんのはんぶん ばいのばいのおはなし』

『ショッピングカートのぼうけん』『ニャーロットのおさんぽ』、児童文学に「大魔法使いクレストマンシー」シリーズ、『四人のおばあちゃん』『ぼろイスのボス』『すももの夏』(いずれも徳間書店)他。

※絵本より引用

【文:ロンゾ・アンダーソン 絵:エイドリアン・アダムス 訳:野口絵美

 出版社:徳間書店

 

 


魔女たちのパーティー (児童書)