小さな子供を恐竜に見立てた絵本(*^-^*)
食事を食べるシーンはまさに豪快そのもの。
大型本なので、恐竜の大きさ、迫力がより一層映えます。
大人の表情と、恐竜の暴れん坊っぷりは、まさに我が家の食卓そのもの。
子どものお行儀は、この絵本を参考に読み聞かせしたら、
他人の振り見て、我が振り直せです。
後半はマナーよく食事をする恐竜さんも登場し、
小さなスプーンにすくって大きな口に食事を運ぶ恐竜さんの小指が
ピーンと立っているのも上品でユニークです。
恐竜の名前を知らない子も、名前が書かれているので大丈夫。
恐竜の種類を覚えながら、食事のマナーも学べる楽しい絵本です。
恐竜は色鮮やかに、極彩色で描かれ、ダイナミックな構図で、
今にも絵本から飛び出してきそう。
人間の住む家に、リビングに、食卓にこんな大きな恐竜がやってきたらどうなる?
という楽しい想像が絵本になっています。
《著者紹介》
作:ジェイン・ヨーレン
1939年ニューヨーク生まれ。子どもと大人向けの200冊をこえる本を出版。
ほかにも、ネビュラ賞、ゴールデンカイト賞をはじめ、多くの賞を受賞している。
絵本に『みずうみにきえた村』(ほるぷ出版)、『きょうりゅうたちのおやすみなさい』『きょうりゅうたちがかぜをひいた』(小峰出版)などがある。
マサチューセッツ州とスコットランドのセント・アンドリュースで暮らしている。
3人の子どもと、6人の孫がいる。
画家:マーク・ティーグ
カリフォルニア州サンディゴ生まれ。15歳のときからニューヨークに暮らす。
独学で絵を描きはじめ、絵本を20冊以上出版、日本で紹介されている作品に『ブタはともだち』(徳間書店)、『きょうりゅうたいのおやすみなさい』『きょうりゅうたちがかぜひいた』(小峰書店)などがある。ニューヨークに妻と娘のリリー、エヴァとともに住んでいる。
訳:なかがわちひろ
東京芸術大学美術学部卒業。翻訳作品に『きょうりゅうたちのおやすみなさい』『きょうりゅうたちがかぜひいた』(小峰書店)、『こころのおと』(主婦の友社)など多数。著書に『おえかきウォッチング 子どもの絵を10倍たのしむ方法』(理論社)、
創作作品には『めいちゃんの500円玉』(アリス館)、日本絵本賞読売賞を受賞した『天使のかいかた』(理論社)、野間児童文芸賞を受賞した『かりんちゃんと十五人のおひなさま』(偕成社)などがある。
※絵本より引用
【作:ジェイン・ヨーレン 画家:マーク・ティーグ 訳者:なかがわちひろ
出版社:小峰書店】