★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

せんせい

君のせんせいはどんな先生?

 

いつもニコニコしているやさしい先生。

 

悪いことをしたら叱っていくれる先生。

 

ときどき馬になって、背中にのせて走ってくれたり、

 

ときどき鬼に変身して、みんなをおいかけて、おにごっごして遊んでくれる。

 

ときどきお相撲さんになって、何人でかかっても、先生は負けない。

 

先生はお客さんになる日もある。おままごと。

 

お医者さんごっこの日は、看護婦さん。

 

肩車してくれたり、お父さんみたいな日もある。

 

お家に帰った先生は、小さな子を育てるお母さん。

 

料理もするし、お洗濯もする。ママと同じ。

 

先生は子どもみたいに、みんなと園庭で遊ぶし、先生はいろんな顔を持っている。

 

絵本の中には、色んな顔や役割を持った先生が登場します。

 

先生って一人で何役もこなす、スーパーヒーローみたい。

 

ピアノも弾けるし、工作もできるし、歌も歌えるし、お父さんみたいに力強くて、

 

お母さんみたいに優しくて、子どもみたいに駆け回っていて、

 

何でもできる。

 

子どもにとって絶対的な存在である先生。先生にも園の中、そして園の外にも、

 

いろんな顔があり、ひとつではない。

 

これからたくさんの人と出会う子どもたちにも、

 

お友達の一面だけでなく、いろんな面から見る視野を身に着けて欲しいなと思い

 

手にとりました。

 

自分自身の中にも、まだまだ知らない自分が隠れているはず。

 

これから無限に世界が広がっていく子供たちへ、視野を広げて、

 

沢山のモノや、人に触れていって欲しいと思います。

 

入園を控える未就園児におすすめ絵本です(*^-^*)

 

【文:大場牧夫 絵:長新太 出版社:福音館書店

 


せんせい (かがくのとも傑作集 わくわくにんげん)