段ボールは紙素材で出来ており、軽くて、丈夫で、
近年では箱としての機能に加え、あらゆる場面で活用されるようになりました。
例えば避難所では、簡易ベッドになりました。ベッドにすることで床からの距離が出来、
衛生面でも、防寒としても、またお年寄りなど床から起き上がるのがツライ方でも、
快適に過ごすことができたり、
ちょっとしたパーテーションのような、個人のスペースが確保できるようになりました。
また、子どもたちが遊べるおうち遊具に変身したりと、その活用術はアイデアひとつで、
無限に広がりました(*^^)v
段ボールは間に空気を含むので、保温性にも優れています。
重ねれば強度も増し、大人も体重100㎏までなら支えられるほどです。
とても軽いので、子ども達でも工作の際にも扱いやすい利点も(*^^)v
今回の絵本は段ボールで作って、思いっきり遊ぼうという絵本です。
段ボール箱を上へ積み重ねて、新聞紙のボールを作れば、
当たっていも痛くない玉入れの完成。
段ボールのでお家をつくれば、もうそこは子どもが大好きなひみつ基地。
いくつも段ボールを持ってきて、紐で繋げば、機関車に。
段ボールでロボットになったり、怪獣になったり、パタパタアニメを作ったり、
くねくねヘビのおもちゃを作ったり、あやつり人形も簡単に作ることができます。
段ボールをぐるぐる太巻きにすれば、おでかけいすの完成。
お家にあるストローや、はさみ、ガムテープや、カッターナイフなどの
文房具であらゆるものに変身できる段ボール。
何も手をかけなくても、外で草滑りをするときにはソリにもなり、
子どもの遊びごころをくすぐる相棒です!
作り方や遊び方が丁寧に分かりやすく描かれている絵本です☆
子どもの工作、やってみようという好奇心を引き出してくれる一冊です(*^-^*)
家庭にも園にもおすすめしたい絵本!
作者のよしだきみまろさんは、他にも紙コップや、新聞紙でつくる工作絵本も
出版されています☆彡
【作:よしだきみまろ 出版社:福音館書店】