★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

はっけん!がっこうの あっ!

 

入学前のお子さんにおすすめしたい絵本。

 

学校ってどんなところ?

 

学校って何をするところ?

 

だじゃれが好きな子、質問が好きな子、クイズが好きな子3人と、

 

学校を探検して、小学校の不思議や、新しい発見を見つけていく絵本です(*^-^*)

 

きれいなメロディーや、あしぶみしたくなるリズム、

 

おなかのズーンとひびく音がする場所はどこ?

 

ピアノのけんばんは白と黒合わせて、いくつある?

 

など教室の名称を覚えるだけでなく、その教室にあるもので、

 

色んなクイズが散りばめられている。

 

絵本のはしばしにダジャレもあって、テンポよく、小学校という場所を

 

身近に感じながら、親しみを持てる一冊になっています。

 

理科室では、むしめがねとけんびきょう、どちらが大きく見えるかな?など、

 

他にもフラスコや、アルコールランプ、しけんかんなど、授業で使用する

 

実験道具も紹介されていて、理科室が何をする場所なのか、絵やクイズを通して

 

知ることができます。

 

一番子どもが当てるのに苦戦していた教室は、

 

”ここはとってもしずかなばしょ

ふるいものや、あたらしいもの

みぢかなものや、とおいくにのもの

おもわずふきだしてしまうものや、

なみだがあふれてしまうもの

いろんなものがかくれている

ここはどこ?”

 

これはページをめくるまで答えが分かりませんでした。

 

大人も読んでいて素敵な表現だなと感心しっぱなし。

 

保健室の紹介では、

 

”おとなになるまえに、からなず

さよならをしなければならない

しろくてかたくてちいさものは?”

 

これはリアルタイムで身に覚えがあったようで、すぐに解けたなぞなぞ問題。

 

子どもの身近なものを通して、小学校という場所に興味を持つきっかけとなる

 

一冊です(*^-^*)入学前のお子さんにお勧め絵本です!

 

《著者紹介》

文:石津ちひろ

愛媛県生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。絵本作家、翻訳家、詩人として活躍。

絵本『なぞなぞのたび』[フレーベル館]でボローニャ児童図書絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』[講談社]で日本絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』[理論社]

三越左千夫少年詩賞を受賞。絵本作品に『なぞなぞのみせ』[偕成社]『ことばあそびどうぶつえん』[のら書店]など、翻訳作品に「リサとガスパール」シリーズ[ブロンズ新社]「きりんのカミーユ」シリーズ[大日本図書]など多数。

 

絵:ママダミネコ

東京生まれ。デザイン会社勤務を経て、手作り絵本展参加をきっかけに絵本制作を始める。絵本をはじめ立体作品など、いろいろな展覧会に参加している。絵本作品に『はみがき、きらい?』『どっちかな?』[ひさかたチャイルド]、月刊絵本作品に『げんきくんのおつかい』[チャイルド本社]『ブーブのなつ』[鈴木出版]、『わたしはあみちゃん』[福音館書店]などがある。

※絵本より引用

【文:石津ちひろ 絵:ママダミネコ 出版社:大日本図書】

 

 


はっけん!がっこうのあっ! (大日本図書の生活科えほん)