★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

ずかん・じどうしゃ *山本忠敬

 

『しょうぼうじどうしゃ じぷた』からずっと山本忠敬さんの描く乗り物絵本が

 

我が家は大好きで、名前を見つけるつい手にとってしまいます☆彡

 

正面からみた自動車、横から見た自動車、自動車の周りにいる人々、

 

どんなアングルからみてもカッコよくて美しいです。

 

ずかん・じどうしゃと題されているように、種類別にまとめられた本作。

 

レトロな雰囲気の車たちと、色鮮やかな色合いが、子どもの好奇心を引きつけます。

 

昔の郵便車や、マイクロバス、路線バス、カーゴトラック、消防自動車にパトカー

 

さんすいしゃに、どうろせいそうしゃ、工事現場で働く車たち、

 

移動販売車やボトルカー、キャリアカーなどなど、

 

子どもが大好きな車が盛りだくさんの図鑑です。

 

絵の図鑑なので、2歳ぐらいの時には、自分で指差ししたり、

 

ページをめくったりしていましたが、

 

最近は絵を見ながら、マネをして同じ車を画用紙に描こうとします(*^-^*)

 

絵の勉強にもなっているようです(*^-^*)

 

車が大好きな男の子におすすめの図鑑です。

 

最初の出版から40年以上経っていて、今はもう道路を走っていない車も乗っていますが、

 

子どもはかっこいいと夢中で眺めていました。長く愛され続けている図鑑絵本です。

 

ページ数も23ページと薄く、小さなお子さんも飽きることなく最後まで楽しめます。

 

【作:山本忠敬 出版社:福音館書店

 

 

 


ずかん・じどうしゃ (幼児絵本シリーズ)

 

 

いっぴきぐらしのジュリアン

 

のねずみのジュリアンは一人気ままに、暮らしていた。

 

友達はいないし、たった一人の生活を気に入っていた。

 

地上に出れば、誰かに食べられそうになるし、地下の動物もみんな邪魔に思えた。

 

地下の抜け穴を通れば、地下に住むうさぎや、あなぐまにも合わずにすむし、

 

何より安全。草むらに隠れれば、人間や犬に見つかることもない。

 

枝から枝へ飛び移って、美味しい木の実をとって、また巣穴に変える日々だ。

 

そんなジュリアンはあるひキツネに見つかってしまう。

 

キツネはジュリアンの巣穴までそっとついていき、

 

巣穴めがけて思いっきり顔から飛び込むと、

 

今度は抜けなくてなってしまった。前にも後ろにも進めなくなったキツネ。

 

僕を助けてくれないかい?

 

ジュリアンは自分を食べようとしたくせにと思いつつも、早く出ていって欲しかったので、

 

助けることにした。

 

キツネの身体をひっぱってみるも、どうにも抜けず、

 

キツネはお腹が空いてどんどん元気をなくしていきました。

 

可愛そうに思ったジュリアンは、

 

自分の晩御飯を半分わけてあげることにしました。

 

キツネはジュリアンを食べるより、一緒に晩御飯を食べるほうが楽しいと感じました。

 

ジュリアンも誰かと一緒にいるのも、あんがい楽しいかもと思いました。

 

次の日別の方法を考えて、無事キツネを救出しました。

 

またジュリアンは気ままな元の一匹ぐらしに戻りました。

 

以前と同じ暮らし、時間が流れました。

 

しかしあるひフクロウに襲われかけ、絶体絶命のピンチを

 

キツネが救ってくれました。

 

ときどきキツネと一緒に晩御飯を食べることにしたジュリアン。

 

それぞれの動物の巣穴がとても可愛いいです。

 

地下でも地上でもぞれぞれの時間が流れ、暮らしがあり、

 

一見友達に慣れなさそうな二人がひょんなことをきかっけに

 

敵同士から、友人という関係を築き、一人でいる気ままな暮らしから、

 

二人でいる喜び、楽しさを知ることになりました。

 

人生は時々奇跡と神様のいたずらのようなことから、

 

かけがえのない宝物を得ることがあります。

 

生きているって素晴らしい。生きているからこそ出会える人だったり、

 

経験できることがあります。

 

私たちは同じような毎日を過ごしているように思いますが、

 

いろんな奇跡の積み重ねが、私たちの毎日なのかもしれません。

 

【作:ジョー・トッドースタントン 訳:いわじょう よしひと 出版社:岩崎書店

 

 

 


いっぴきぐらしのジュリアン

 

 

 

 

スプーンおばさんちいさくなる

 

スプーンおばさんは、ある村に住んでいる普通のおばさんです。

 

ある日眠りにつき、朝になってみると、ティースプーンぐらい体が小さくなっていたのです。

 

もしも突然体が小さくなってしまったらどうしますか?

 

夫は仕事に出かけ外出しており、スプーンおばさんしか家にはいませんでした。

 

スプーンおばさんは、体は小さくなっても、家事が山ほどありました。

 

さてまずは部屋の掃除。

 

おばさんはねずみの家の穴の前に行って、床掃除をお願いしました。

 

そして猫に今度は茶碗をなめてキレイするようお願いしました。

 

そして今度は犬を呼びつけると、ベッドを直して、窓を開けるようにお願いします。

 

お洗濯はどうしたものかと考えたおばさんはまた一言で、雨を降らし、

 

その後、南風を吹かして乾かし、太陽をカンカン照りにさせました。

 

あっという間にお昼ご飯の時間です。

 

夫が帰ってくるまでに昼ご飯の支度をしなくてはなりません。

 

おばさんはパンケーキを30枚も焼かなくてはなりません。

 

壺とフライパンに声をかけ、せっせと焼いてもらいます。

 

夫が帰って来ると、スプーンおばさんはいつもの体の大きさに戻っていました。

 

一緒に昼食をとり、いつも通りの1日です。

 

スプーンおばさんは小さくなってしまったことを、もちろん話しませんでした。

 

”おばさん”と言うだけあって、肝が据わっていて、

 

ちょっとやそっとのことでは動じません。

 

風邪を引いても、寝不足でも家事は365日休みがありません。

 

おばさんの特権!?ちょっとぐらいずうずうしさを出して、

 

一言、二言、言ったもん勝ちというもの(*^^)v

 

旦那さんにも何も言わず、大難も小難に変えてしまうおばさんの逞しさが光ります。

 

ユニークな切り口で、ただの御伽噺で終わらずに、

 

現実的なところがギャップがあって、楽しい絵本です☆彡

 

何か困ったときに、スプーンおばさんのように力強く、冷静に、立ち向かっていって

 

もらいたいなと思いながら読み聞かせしました。

 

《著者紹介》

作:アルフ=ブリュイセン

1914年~1970年。ノルウェーで貧しい農夫の子として生まれ、早くから人にやとわれて

農場で働き、学校には行けなかった。しかし、おおらかな性格と豊かな創造力に恵まれ、自作の歌や詩を村の集まり

 

《著者紹介》

作:アルフ=ブリュイセン

1914年~1970年。ノルウェーで貧しい農夫の子として生まれ、早くから人にやとわれて農場で働き、学校には行けなかった。しかし、おおらかな性格と豊かな創造力に恵まれ、自作の歌や詩を村の集まり等で歌って喜ばれ、やがて小説や童話も書くようになった。童話『スプーンおばさん』シリーズは、各国語に訳されて広く読まれている。

 

画家:ビョーン=ベルイ

1923年西ドイツに生まれる。スウェーデンの美術学院で絵の勉強をした後、日刊新聞

「ダーゲンス・ニーヘーテル」に所属し、美術学院で絵の勉強をした後、日刊新聞「ターゲンス・ニーヘーテル」に所属し、美術関係の仕事を担当。童話及び絵本の『スプーンおばさん』シリーズ、『エミール物語』シリーズの絵は、好評を博している。

 

訳:大塚勇三(おおつかゆうぞう)

1921年中国の東北地方で生まれる。東京大学卒業。

外国児童文学の翻訳紹介を主にしている。主な訳書に童話『小さい魔女』『小さなスプーンおばさん』(共に学習研究社刊)、『長くつ下のピッピ』等のリンドグレーンの作品(岩波書店刊)、『トム・ソーヤの冒険』(福音館書店)がある。

※絵本より引用

【作:アルフ=プリョイセン 絵:ビョーン=ベルイ 訳:おおつかゆうぞう

 出版社:偕成社

 

 

 

スプーンおばさんちいさくなる

 

スプーンおばさんは、ある村に住んでいる普通のおばさんです。

 

ある日眠りにつき、朝になってみると、ティースプーンぐらい体が小さくなっていたのです。

 

もしも突然体が小さくなってしまったらどうしますか?

 

夫は仕事に出かけ外出しており、スプーンおばさんしか家にはいませんでした。

 

スプーンおばさんは、体は小さくなっても、家事が山ほどありました。

 

さてまずは部屋の掃除。

 

おばさんはねずみの家の穴の前に行って、床掃除をお願いしました。

 

そして猫に今度は茶碗をなめてキレイするようお願いしました。

 

そして今度は犬を呼びつけると、ベッドを直して、窓を開けるようにお願いします。

 

お洗濯はどうしたものかと考えたおばさんはまた一言で、雨を降らし、

 

その後、南風を吹かして乾かし、太陽をカンカン照りにさせました。

 

あっという間にお昼ご飯の時間です。

 

夫が帰ってくるまでに昼ご飯の支度をしなくてはなりません。

 

おばさんはパンケーキを30枚も焼かなくてはなりません。

 

壺とフライパンに声をかけ、せっせと焼いてもらいます。

 

夫が帰って来ると、スプーンおばさんはいつもの体の大きさに戻っていました。

 

一緒に昼食をとり、いつも通りの1日です。

 

スプーンおばさんは小さくなってしまったことを、もちろん話しませんでした。

 

”おばさん”と言うだけあって、肝が据わっていて、

 

ちょっとやそっとのことでは動じません。

 

風邪を引いても、寝不足でも家事は365日休みがありません。

 

おばさんの特権!?ちょっとぐらいずうずうしさを出して、

 

一言、二言、言ったもん勝ちというもの(*^^)v

 

旦那さんにも何も言わず、大難も小難に変えてしまうおばさんの逞しさが光ります。

 

ユニークな切り口で、ただの御伽噺で終わらずに、

 

現実的なところがギャップがあって、楽しい絵本です☆彡

 

何か困ったときに、スプーンおばさんのように力強く、冷静に、立ち向かっていって

 

もらいたいなと思いながら読み聞かせしました。

 

《著者紹介》

作:アルフ=ブリュイセン

1914年~1970年。ノルウェーで貧しい農夫の子として生まれ、早くから人にやとわれて

農場で働き、学校には行けなかった。しかし、おおらかな性格と豊かな創造力に恵まれ、自作の歌や詩を村の集まり

 

《》

 

ぶすのつぼ

 

狂言の「附子」でも有名な日本の昔話です。

 

美味しい水あめを小僧に食べられたくなくて、和尚は嘘をつきました。

 

これはぶすといってな、大人が食べれば薬になるが、子どもが食べると毒になる。

 

決してこの壺には近づいてはならぬと。

 

たろうぼうとじろぼうは、壺が気になって仕方がありませんでした。

 

ある日和尚さんが一人で出かけることがあり、寺の留守を守るように言われた二人は、

 

和尚さんの部屋に入り壺の中身を確かめることに。

 

少し舐めてみると、甘くておいしい水あめ。

 

二人はあっという間に壺を空にしてしまいました。

 

和尚さんに見つかったら大変と、二人は考えた。

 

和尚さんがとても大切にしている掛け軸を破り捨て、

 

和尚さんが帰ってくると泣きマネを始めた二人。

 

和尚さんが理由をたずねると、

 

「和尚さんの大切にしている掛け軸を破ってしまい、死のうと毒を舐めましたが、

 

全部舐めても死ねませんでした。」

 

と嘘をつきました。

 

和尚さんは自分が嘘をついた罰が当たったと思いました。

 

二人が死ななくてよかったっと言いました。

 

和尚さんは自分が嘘をついたことで、大切にしてきた掛け軸と、大好きな水あめの

 

両方を失うことになりました。

 

小僧たちの方が一枚上手だったようです。

 

子どもも読んでいてちょっと内容が難しかったようでしたが、みんなウソを言っている

 

、それで罰が当たったんだねと子どもなりに話の意味を理解しようとしていました。

 

やっちゃだめ、食べちゃダメ、と言われると、やりたくなる。食べたくなるもの。

 

子どもも大人も、どこか身に覚えのあるお話ですね。

 

【再話:日野十成(ひのかずなり)絵:本間利依(ほんまりえ) 出版社:福音館書店

 

 

 

 

 

こんなとき きみならどうする?  *スギヤマカナヨ

 

3つ子の兄弟がいろんな問題に直面して、子どもたちだけで解決しようと

 

読者に『こんなとき きみならどうする?』と問いかけながら、一緒に考えていく絵本。

 

子どもは何でも自分でやりたがる、まだまだ目が離せないけれど、

 

成長するための通過点として、親は見守りの時期でもあります。

 

色んな事に挑戦するけど、まだまだ失敗や、汚したり、こぼしたり、

 

親は子どもの一挙手一投足に翻弄されっぱなしです。

 

子どものあるあるネタをいっぱい集めて、改めてどうしようか?と考える絵本。

 

ケチャップで汚れた服はどうしよう?

 

そのまま服のケチャップをソーセージにつけて食べようという案も出れば、

 

もっとケッチャプだらけにして模様にしちゃおうという案も出て、

 

最後は、服のケチャップをふいてから、洗濯機で洗うという答えに落ち着きます。

 

お友達に借りたクレヨンを折ってしまったらどうする?

 

こっそり返しておこうかなぁという案、

 

怪獣がふんで壊したんだよ~という案、

 

ごめんねと正直に謝って、折れたクレヨンはテープで繋げる案。

 

すべてのクレヨンを返すときにはありがとうというお礼も忘れずにねと、

 

絵で場面を描かれているので、子どもに分かりやすくイメージでき、

 

一緒にどうしたらいいのかな?と読み聞かせしながら、子どもに考え、

 

判断させる練習になります。

 

3つ子の一人がおねしょをしてしまった時の提案がとても可愛かったです。

 

ごちそうの夢を見て、よだれが出たっていうのはどうだろう?

 

ぬいぐるみがおねしょしたよはどうだろう?

 

そして3つ子の兄弟が出した最後の答えは、

 

”『みんなでしゃいました』”というバレバレでかわいい嘘です。

 

これはママのイライラも消えてしまう魔法の言葉かもしれません。

 

身近な子どもあるあるネタで、共感しながら、

 

子どもの考える力を伸ばしてくれる一冊だと思います(*^-^*)

 

【作:スギヤマカナヨ 出版社:ひかりのくに

 

 


【送料無料】こんなとききみならどうする?/スギヤマカナヨ

ゴッホの星空フィンセントはねむれない

フィンセントゴッホは10年足らずの間、900点の作品を世に残しました。

 

生きている間に売れた絵の数は5枚程度で、ほとんど評価されることなく、

 

37歳という若さでこの世を去りました。ゴッホの絵はそのあと評価され、

 

現代に至るまで、根強い人気で、有名な画家の一人として名を連ねています。

 

ゴッホの幼少期から星月夜が描かれるまでを描いた伝記絵本です。

 

ゴッホは幼い頃から、寂しがり屋で、とても繊細で、癇癪持ちで、

 

激しい心の持ち主でした。

 

学校もうまく通うことができず、画家になってからも、他の画家とは違う作風は、

 

すぐには受けいられず、評価されませんでしたが、唯一ゴッホの才能を認めて、

 

支え続けたのは弟のテオです。ゴッホにとって弟の存在は、とても大きなものだったと

 

思います。兄弟の絆もとても深いものでした。

 

フィンセントは眠れませんという言葉に、ゴッホの生きづらさ、苦悩がにじみ出ています。

 

生きている間、誰からも才能を認められなかったゴッホですが、

 

自分の才能、画風を信じて、稲妻に打たれたように筆をキャンパスに走らせました。

 

ゴッホが見つめていた世界が少し垣間見れるような気がします。

 

自分の信じる道を、信じ突き進んだゴッホの力強さが、

 

絵に表現されているように思いました。

 

子どもと美術館に行くときに、読みたい一冊です(*^-^*)

 

【文:バーブ・ローゼンストック 絵:メアリー・グランプレ 訳:なかがわちひろ

 出版社:ほるぷ出版

 

 


ゴッホの星空