★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

おばけかぞくのいちにち *西平あかね

『はやく寝ないとおばけがくるぞ~』や、 『夜に公園へ行ったら、誰もいないのに、ブランコが揺れているんだよ』など。 おばけは昼間には出ないけど、夜、みんなが寝静まった頃に起きているイメージのtp おばけ。 じゃあ昼間は何しているんだろう?どこに…

ふかふか *おのかつこ

お母さんの背中はあったかい。 お母さんの大きな背中がぼくは大好き。 ふかふかだから。あったかいから。ほっとするから。 お母さん眠っているの? はっぱのいろが あっちも、こっちも かわってきました。 まるい穴の開いたはっぱを見つけたよ。 なんで穴が…

だから? *ウィリアム・ビー

初めに断っておきます笑 私はこのブログでは、絵本の読み聞かせにおすすめな本の紹介を主にしてきましたが、 今回ご紹介する絵本は、読み聞かせに正直躊躇する内容です(*‘∀‘) ただ、『これを絵本にしちゃうの?』っていう面白さがこの絵本にはあり、 ブログ…

よあけ  *ユリー・シュルヴィッツ

最初から最後まで、丸い円の中に描かれる、光と影。 のぞき穴から、そっとのぞくように、 ぽっかりと開いた穴が、閉じたり、開いたりしながら、 夜明けの世界がゆっくりと広がり、近づいてきます。 夜明けを静かに待つおじいさんと、孫。 湖のほとりは、音も…

キャベツくん *長 新太

お腹がすいている時、空に浮かぶ雲を見て、『あれ、ソフトクリームだ!』とか、 『あの雲は目玉焼き!』『あの雲はわたあめだ!』と言い合いながら、 パクって雲を掴んで口に運んで、空気をたくさん食べた記憶が浮かびました。 キャベツくんに登場する、ブタ…

重力って・・・・・ *ジェイソン・チン

重力ってどういうこと?って改めて聞かれると、ちゃんと子どもに分かるように、 伝えるのって難しいもの"(-""-)" これは絵本で、重力ってなんだ?に答えてくれる一冊です! 絵だとなんて分かりやすいんでしょう! これを言葉にすると、なんて難しいんでしょ…

じょうききかんしゃビーコロ  *ミノオカ・リョウスケ

ビーコロとは、工場内しか走らないための、小さな蒸気機関車。 ビーコロは他の蒸気機関車たちのように、外の広い世界をいつか 走ってみたいなと憧れている。 重い貨車を運んだり、たくさんのお客さんを乗せたりすることが できないビーコロはみんなのことが…

ねえさんといもうと 

いつもしっかり者のおねぇちゃん。 小さな妹の面倒をよくみるおねえさん。 学校にいくときも、手をつないで、一緒に横断歩道をわたってくれ、 お裁縫をするときも、ちゃんと針が使えているか、ハサミが使えているか、 ねえさんは、ずっと見守っていてくれる…

ひみつだからね *軽部武宏

ひみつ、ひみつ基地、子どもの大好物です(*^^)v 隠し事はしちゃだめ、嘘はついちゃだめ、と教えられながら、 友達とひみつ、ないしょの話、ひみつ基地は最高にわくわくしましたよね(*^-^*) 今日の絵本に登場するぼくがこっそり、ぼくのひみつを紹介しれくれ…

わたしのワンピース *にしまきかやこ

真っ白な布切れが、ふわふわと風にのって空から降ってきた。 うさぎは、その真っ白な布で、ミシンを使って、ワンピースを作りました。 ミシンがカタカタ カタカタ ラララン ロロロンとリズムよくなります。 ワンピースを着て、お花畑を散歩すれば、 真っ白な…

さぁ、ひっぱるぞ!   

からだは小さいけど、とっても 力持ちのタグボートのお話。 表紙のいたずらっぽい表情と、船の先端部分のゴムが鼻になっていて、 やる気満々の、鼻息の荒さが伝わってくるような表紙。 表情豊かなタグボートの絵に注目してもらいたいと思います。 小回りがき…

みずたまりにやってきた *細川剛

雨によって、持たされたギフト。 水たまり、虹、草木にぶら下がる雫の美しさ、雨の臭い、湿った風。 大人になって、みずたまりを見つけると、よけて歩いてしまうけれど、 子どもの頃は、水たまりは最高の遊び相手だった。 まず、自分の顔を写してみる。鏡み…

百年の家

国際アンデルセン賞画家賞受賞作品で、インノチェンティの傑作。 1656年に作られた家を、1900年に、すでに廃屋となっていた家を、 子どもたちが見つけて、再建し、そこからの100年を、家の目線で語られていく物語。 その100年の間に、家族が増え、幸せな時間…

なかまとであう *ヒサクニヒコ

きょうりゅうの子どもたちは、生まれて3か月が たちました。 みんな 生まれたときの 2ばい くらいの 大きさに なりました。 きょうだいは、さいしょ 7ひき でしたが、 いまは4ひきになってしまいました。 おおあめが ふった ときに 川にながされたもの。 1…

ふたごのき

北の国の、とある丘の上に立つ、ふたごの木。 木は動物のように、自分の意思で行きたいところへ行って、 暮らしたり、会いたい人に会いにいったり、旅をしたりすることは難しい。 いつも同じ場所で、季節を感じながら、小鳥や、動物や人が、 休みにきたり、…

クレーンクレーン 

ぼくのだいすきなクレーンは、働き者。 朝早くから、夜遅くまで、たくさんの仕事をしている。 毎朝、クレーンにいってらっしゃいをするのが、ぼくの日課。 ビルの工事現場や、どうぶつえんで、大きなどうぶつを運搬したり、 重くはないけど、たくさんの荷物…

のせてよ! *笠野祐一

”トンテンカン トンテンカン できた!ひこうきができた。 さぁ ひこうきに のって そらの さんぽに しゅっぱつだ! すると、イヌがやってきて 『のせてよ!』 ちょっと まってね。 トンテンカン、トンテンカン イヌ小屋を飛行機の上に、のせたら、 そらのさ…

ちか100かいだてのいえ *いわいとしお

この絵本は縦に開いて読み進めていきます(*^^)v ”おふろがだいすきな クウちゃんという おんなのこがいました。 ある日お風呂に入っていると、だれかのこえが きこえてきました。 『クウちゃん、わたしのいえの ちか 100かいでこれからパーティーがあるの…

なんでもモッテルさん

目の下の青いクマと、生気のない表情の家族写真の表紙に、 この『なんでもモッテルさん』という言葉の居心地の悪さ、 表紙のアンバランスさに惹かれてしまいました(*^^)v なんだろう?どんなお話なんだろう?と興味そそられました。 丘の上の大きなお屋敷に…