2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧
元気のないクマネズミくんの元に、ある日素敵な手紙が届きました。 でも差出人の名前がありません。 クマネズミくんはこの手紙で元気を取り戻し、外にでる勇気が出ました。 そこでさっそく手紙を書いてくれた人にお礼を言おうと、友達の家を訪ねることに。 …
昭和を感じる台所、畳の部屋、コタツなどが描かれていて、 モノトーンの背景の中に、女の子と記憶に残るマトリョーシカなどの玩具にだけ、 色がついている構成が、まるで幼少期の古い記憶を回想しているかのよう。 初めてひとりでお留守番した記憶は思い出せ…
長新太さんの絵本は、いつも着眼点や発想が奇想天外でとにかくユニーク。 大人も楽しいけど、子どもが大人以上に喜ぶ絵本です。 『つきよのかいじゅう』も期待を裏切りません。 絶対面白いと分かって読んでいても、笑ってしまいました(*^-^*) ある湖のほとり…
海と空の境界線をずっと見つめていた子ども時代。 どこからが海で、どこからが空なのか、目を凝らす。 海と空の境に行けば、手をのばせば、空に触れるんじゃないだろうかと夢を見た。 みんなが一度は子どもの頃に見た夢の続きを見に行く絵本だと思います。 …
子どものもし〇〇だったらどうする?の仮定に、お母さんが最後まで話を聞いて、 つきあっています。 子どもの想像できるあらゆることに、耳を傾けているのが印象的。 「片づけなさい」とお母さんが言えば、「やだっていったらどうする?」 片づけないどころ…
トントンコツコツ、注文されるものは、何でも形にすることができる職人のおじさん。 ねずみさんの小さな帽子を作ったり、 女の子の靴を作ったり、タヌキさんに腹巻を作ったり、 紳士なおじさまの背広だって上手に仕立てます。 ゴリラにゴリラのぬいぐるみを…
グリム童話で有名なヘンゼルとグレーテル。 お菓子の家というイメージが先行していて、実は今回物語をしっかり読むのは初めてです。 表紙がお菓子の家のわりに、黒や茶色を基調としたほのぐらい雰囲気に違和感を 覚えつつ、読み進めてみると、 なかなか内容…
谷川俊太郎さんから出題されるなぞなぞ。 えほんといっても侮ってはいけない。決してそんな単純明快なかわいいものではない。 詩的な情緒的な、なぞなぞも多く、またあべ弘士さんの絵が全くヒントになっていません笑 やわらかい頭の子どもも、頭が少々硬い大…
私はふたりのママと、ウィル、ミリーの三兄弟で暮らしている。 家族みんな血のつながりはなく、それぞれに違うルーツを持っている。 ふたりのママも正反対の性格をしているけれど、それぞれの得意を活かして、 息ぴったり。みんなでごはんを作って食べたり、…
秋も深まり、紅葉のピークを迎えようとしている季節にぴったりな絵本です。 森に住むくまののんきーの冬支度のお話です。 森に降り注いだ色とりどりの落ち葉に体をうずめると、ふわふわとしていて、 暖かくて気持ちがいいなぁと寝転がっていると、 フクロウ…
これは大人も子どもも読んでいてワクワクする絵本。 サンタや小人たちの12月26日~1月6日の冬休みのことが描かれた絵本です。 12月25日世界中の子どもたちにプレゼントを配り終えたサンタたちがサンタ村に帰って、 1年でいちばんゆっくりできる朝です。 みん…
医師が監修しているからだ絵本。 私たちの身体は、絶妙なバランスで、本当によくできている。 夜眠っていても、意識しなくても呼吸しているし、体は休んでいても、 休みなく心臓はひとり動き続けてくれている。 暑くなると、汗が出て、体温も調整してくれる…
一人称童話シリーズの桃太郎編。 普段、三人称で語られるスタイルが多いですが、 この絵本は桃太郎の視点から、桃太郎という物語が語られていきます。 よく知られている桃太郎の話は、大きな桃から生まれて、とても勇敢に鬼に立ち向かう、 心が強くて優しい…
今日の絵本は、言葉を覚え始めた2歳ぐらいからおすすめの絵本です。 ”『ごはんのともだちどーれだ?』 『おやつのともだちどーれだ?』 『文房具のともだちどーれだ?』 『スポーツでつかうともだちどーれだ?』 『がっきのともだちどーれだ?』” というよう…