『しょうぼうじどうしゃ じぷた』からずっと山本忠敬さんの描く乗り物絵本が 我が家は大好きで、名前を見つけるつい手にとってしまいます☆彡 正面からみた自動車、横から見た自動車、自動車の周りにいる人々、 どんなアングルからみてもカッコよくて美しいで…
のねずみのジュリアンは一人気ままに、暮らしていた。 友達はいないし、たった一人の生活を気に入っていた。 地上に出れば、誰かに食べられそうになるし、地下の動物もみんな邪魔に思えた。 地下の抜け穴を通れば、地下に住むうさぎや、あなぐまにも合わずに…
スプーンおばさんは、ある村に住んでいる普通のおばさんです。 ある日眠りにつき、朝になってみると、ティースプーンぐらい体が小さくなっていたのです。 もしも突然体が小さくなってしまったらどうしますか? 夫は仕事に出かけ外出しており、スプーンおばさ…
スプーンおばさんは、ある村に住んでいる普通のおばさんです。 ある日眠りにつき、朝になってみると、ティースプーンぐらい体が小さくなっていたのです。 もしも突然体が小さくなってしまったらどうしますか? 夫は仕事に出かけ外出しており、スプーンおばさ…
狂言の「附子」でも有名な日本の昔話です。 美味しい水あめを小僧に食べられたくなくて、和尚は嘘をつきました。 これはぶすといってな、大人が食べれば薬になるが、子どもが食べると毒になる。 決してこの壺には近づいてはならぬと。 たろうぼうとじろぼう…
3つ子の兄弟がいろんな問題に直面して、子どもたちだけで解決しようと 読者に『こんなとき きみならどうする?』と問いかけながら、一緒に考えていく絵本。 子どもは何でも自分でやりたがる、まだまだ目が離せないけれど、 成長するための通過点として、親は…
フィンセントゴッホは10年足らずの間、900点の作品を世に残しました。 生きている間に売れた絵の数は5枚程度で、ほとんど評価されることなく、 37歳という若さでこの世を去りました。ゴッホの絵はそのあと評価され、 現代に至るまで、根強い人気で、有名な画…
長い鼻だったり、大きなくちだったり、カラフルで派手な顔だったり、 長いまつげだったり。いろんな顔がある。そして、みんなそれぞれにちがう。 どうしてそんな顔をしているんだろう?と子どもの視点にたって、 解説した動物絵本図鑑です! どうしてゾウの…
2014年に史上最年少でノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんが、 手がけた自伝絵本です。子どもにも分かりやすい言葉で描かれています。 マララさんが、なぜ女性の教育に関心を持ち、活動するに至ったのか、 パキスタンの小さな村で過ごしていた普…
表紙と裏表紙を広げると、大きなカバの全身が描かれています。 動物園で、朝寝坊のかばくん。11時になって、 亀を連れている少年は飼育員さんだろうか? かばくんに”起きてくれ”と声をかけます。亀くんが、ようやく目を覚ましたかばくんに あいさつをする…
せなけいこさんのうさぎさんシリーズ。 今回はとてもくいしんぼうなうさぎさんのお話。 体は小さくてかわいいけど、とっても食いしん坊。 なんでもパクパク。ぞうさんよりもよく食べる。 ごちそうがあるところなら、どこへでも行って、みんな食べてしまいま…
一人で暮らしているふくろうくん。 一人でいると、色んな事を想像したり、考えてしまうもの。 そんなふくろうくんの、空想のような、独り言のような5つの物語。 ★『おきゃくさま』 真冬の寒い夜、暖炉の前でパンとお豆のスープを飲んでのんびりしていると、…
いつも森の中の動物たちと一緒に、季節を楽しみながら暮らしているぐりとぐら。 そんなぐりとぐらが1年間どんな風に過ごしているのかが描かれている絵本です(*^-^*) 月ごとにまとめられていて、1月は赤色と青色のお揃いのコートに身を包む、 新年をお祝いし…
”ぼくだけのこと” ”わたしだけのこと”みんなは何を思い浮かべるだろう? 足が速いとか?自転車に乗れるとか?逆立ちができるとか?ピーマンが好きとか? ようたくんの”ぼくだけのこと”は? 兄弟にはない、えくぼが右のほっぺにだけあること。 家族の中で、ぼ…
子どものに読み聞かせしようと選んだイソップのおはなし。 作者のバーバラ・マクリントックが選ぶ9話です! 『キツネとカラス』『キツネとツル』『町のネズミといなかのネズミ』 『オオカミとツル』『キツネとネコ』『オオカミと子ヒツジ』『カラスとクジャ…
毎日何も起こらないと退屈していたカラスたち。 そこへ見たこともないような、色とりどりの鳥が目も前に現れた。 カラスたちは物珍しそうに、カラフルな鳥の周りを囲んだ。 元気がないカラスたちに、いろとりどりは、 幸せに理由なんてないさ!と一緒に歌っ…
世界傑作絵本シリーズのデンマークの絵本。 小さなきかんしゃは、遠くまで走ることができません。 いつか隣町へ行ってみたいと思いながら、旅行している自分を想像していました。 そんなある日、機関士さんの目を盗んで、小さなきかんしゃは一人で走り出しま…
子どもとしりとりをしていて、いつも困る『る』の音。 ルーレット、ルビー、るすばんでんわ、ルービックキューブ、ルアー、 頑張って絞り出しも、これだけしか出ない。 この絵本には、『る』から始まる言葉がたくさん登場します。 しりとりはかせと、なかよ…
となりに引っ越してきた魔女のマジョンナさん。 黒い服を着て、コウモリやほうき、ヘビや雲の巣も、普段気味が悪いものも、 マジョンナさんがいると、不思議と愛らしくユニークに見えるから不思議。 マジョンナさんは魔女だけどしっかり挨拶をしてくれるし、…
真っ白な雪の世界。白と、鉛色の空に囲まれた小さな町で、 アナベルは小さな箱を拾いました。 中をのぞくと、色とりどりの毛糸がありました。 アナベルはさっそく自分の着るセーターを編み、犬にも服を編み、散歩にでかけました。 毛糸はまだ残っています。 …
イザベルとエリー大の仲よし。 お互いのおうちを行き来し、いつもドールハウスでお人形遊びするのが楽しみです。 エリーは赤い屋根の三階建てのドールハウスを持っています。 家具や装飾もすばらしくて、イザベルはその中でもお部屋の壁に飾っている金のおさ…
恐竜が生きていた時代をそっと抜き取ってきたような絵本です。 写真のような、映像のような、イラストで迫力があります。 深い木々に朝の太陽の光が白く差し込み、トリケラトプスの角を照らします。 森を抜け、広大な平野に出ると、頑丈なよろいのアンキロサ…
この絵本は『こどものとも』が200号になったときに作られた絵本です。 いろんな国から、200号をお祝いする手紙が次々に届いています。 まほうのくにの魔女や、巨人国の巨人から、幽霊国の幽霊さん、 メルヘンの国のこびとさん、むしのすきたろうはかせや、 …
アーノルドローベルの、かえるくんとがまがえるくんのお話のシリーズの中で、 こちらの絵本は、『ふたりはともだち』、『ふたりはいっしょ』、『ふたりはいつも』 『ふたりはきょうも』のこの4冊から、 心に残る名場面を抜き取ってまとめた1冊になっていま…
森に住む踊りが大好きな妖精さんが、ある日森の奥で、 オレンジ色をした、大きなたまごを見つけます。 どんな動物のたまごなんだろう? 誰も見たことがありません。 妖精は、これはきっと太陽が産み落としたたまごなのだと思いました。 太陽の赤ちゃんが生ま…
毎日15時にオープンする、みつばちさんのティールーム。 パイにケーキ、タルトにエクレア、色とりどりの美味しいお菓子と、 お茶や飲み物を一緒にいただける人気のお店です。 お店の外には開店前から、たくさんの行列ができています。 お店のキッチンでは…
しろうさぎは森の中の、小さなおうちに生まれました。 しろうさぎに必要なものは全部そろっています。 おかあさんに、おとうさん、赤いクレヨン。ふかふかのベッド、 おかあさんが作ってくれる温かい食事。、そしてお庭にはりんごの木が一本。 秋が終わると…
子どもも私も大好きな、仲良しのかえるくん、がまくんのシリーズ! ”ふたりはいつも”という題のとおり、『そりすべり』『そこのかどまで』 『アイスクリーム』『おちば』『クリスマス・イブ』の5つの物語は、 それぞれ春夏秋冬の季節、1年間のふたりの日々…
表紙の3つの火がとってもキャッチーな絵本(*^-^*) どろどろってちょっと怖い音なのかな? それとも泥のようにトロトロ楽しいものなのかな? 絵本は『ど』のつくものなぁに?から始まります。 ピアノのドの音、ドロップやどらやき、名前に『ど』がつくもの。…
絵本の四角の中に広がる空。 空の展覧会。その絵は時間ごとに変化する。同じ絵はひとつとしてない。 数年前に旅行で行った直島の地中美術館の中で、ごろんと大きな石の上に寝転がり、 白い額縁の中に納まる大きな空の絵画を楽しんだことを思い出す。 風が強…