★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ふたりはいつも  *アーノルド・ローベル

子どもも私も大好きな、仲良しのかえるくん、がまくんのシリーズ! ”ふたりはいつも”という題のとおり、『そりすべり』『そこのかどまで』 『アイスクリーム』『おちば』『クリスマス・イブ』の5つの物語は、 それぞれ春夏秋冬の季節、1年間のふたりの日々…

どろどろ *せなけいこ

表紙の3つの火がとってもキャッチーな絵本(*^-^*) どろどろってちょっと怖い音なのかな? それとも泥のようにトロトロ楽しいものなのかな? 絵本は『ど』のつくものなぁに?から始まります。 ピアノのドの音、ドロップやどらやき、名前に『ど』がつくもの。…

雲のてんらん会   *いせひでこ

絵本の四角の中に広がる空。 空の展覧会。その絵は時間ごとに変化する。同じ絵はひとつとしてない。 数年前に旅行で行った直島の地中美術館の中で、ごろんと大きな石の上に寝転がり、 白い額縁の中に納まる大きな空の絵画を楽しんだことを思い出す。 風が強…

まっくろいたちのレストラン

絵本としては珍しいかもしれない恋の物語です(*^-^*) 大人向けの絵本というわけではなく、子どもに読み聞かせしていると、 横で子どもが泣き出しました。 ちゃんと子供にイタチの気持ちが伝わっていたことに驚きました。 絵本を読んでいて泣かれたのはこれが…

ふたりはともだち   *アーノルド・ローベル

かえるくんとがまくんは大の仲よし。 2人は正反対の性格。その2人のクスっと笑える掛け合いが楽しい絵本です。 ユーモアと、笑いと、そしてちょっと切ない物語5つから構成された、 幼児向け童話絵本です(*^-^*) 『はるがきた』は、春になって先に目覚めた…

くすのきだんちのおとなりさん

くすのきだんちシリーズの中の一冊。 今回はくすのきだんちの隣に、小さなお隣さんが越してきました。 靴の中に住んでいたのは、2匹のコオロギさん。 リリリリーコロコロと綺麗な鳴き声を響かせて、くすのきだんちの住人たちは、 越してきた小さなおとなりさ…

いつもだれかが・・・  *ユッタ・バウアー

人生とは孤独だ・・・と思っている大人に。 友達がいない・・・ひとりぼっちだな・・・と感じている君に。 子どもから大人まで読んだら、元気と幸せな気持ちがわいてくる絵本です! おじいさんが孫に、自分の人生を語り始める。 幼い頃から危ないこともたく…

いろいろへんないろのはじまり   *アーノルド・ローベル

ここは色を持たない世界。辺りは灰色一色。もしくは黒か白でした。 そのころをはいいろのときと言いました。 晴れていても、どんより曇っている日も、ずっと変わらず灰色なのでした。 魔法使いは地下室にそっとこもると、魔法の薬を作って、呪文を唱え、 ツ…

ひょっこりひょうたん島

ひょっこりひょうたん島をテレビで見た時は人形劇のスタイルで、 ひょうたんの形をした島がなぜか動いて、色んな所へたどり着く。 いつもサンデー先生と子どもたちが一緒にいて、大統領のドンガバチョや、 海賊たちが出てきて、サンデー先生が子どもを守りな…

じどうしゃ博物館

表紙に描かれているクラシックカーの数々がカッコよく、子どもお気に入りの絵本です! 歴史に残る、世界中の名車がたくさん登場します。 四輪の車になるまでの歴史、車輪の歴史に遡ります。 「モナ・リザ」の絵でしられる15~16世紀のイタリアの天才、 レオ…

なにをたべたかわかる?   *長新太

ねこがみなとで、さかなをつりあげた。 それはそれは大きな魚で、肩にひょいと担いで歩く。 ねこの体よりも大きな魚を担いで歩くねこを見たねずみは驚いた。 そのうちに、魚にぱくりと食べられてしまった。 ねこはをそれを知らない。 今度はうさぎがやってき…

ケーキがやけたら、ね  *ヘレン・オクセンバリー

小さな女の子が自分の誕生日を迎え、とびきりのサプライズ誕生日を、 自らプロデュースするお話。 女の子は誕生日ケーキを自分で1から作ることに決め、 材料から集め出します。 たくさんの動物に協力してもらいながら、にわとりさんには卵をお願いして、 く…

ちいさなヒッポ *マーシャ=ブラウン

小さなカバの子ヒッポは、おかあさんと一緒ならどこへ行っても怖くありません。 ヒッポにとって、おかあさんさえ側いれば、怖いものはありません。 あたたかい砂地も、ひなた水も、パピルスの茂みも、 かばたちは、体を寄せ合いトロトロとのんびり時間を過ご…

アルバ うつくしいうみをまもった100さいのさかな

アラスカの海岸で205歳と思われる長く生きた魚が発見され、 そのニュースがきっかけとなって作られた絵本です。 とても小さくて、しずかで、美しいうみべの街がありました。 海は青く澄み、浅瀬は太陽の光が、海のそこまで届くほど、 きれいな海です。 アル…

やさいのがっこう とうもろこしちゃんのながいかみ    *なかやみわ

ここは、おいしい野菜になるために、やさいの学校です。 今日は、新しいお友達が野菜の学校へやってきました。 長いかみのけのとうもろこしちゃん。 とうもろこしちゃんは、すぐにみんなの中に馴染み、仲良くなりました。 でも少し困ったことが。 あまりにか…

ブルーノ *まるやまなお

好きなものってどうしたらいいの? 大切にするってどういうことだろう? 犬のブルーノは、たろうくんのはいている、白くて黄色い線のはいった靴下お気に入り。 たろうくんが靴下をはいていると、足元をハムハムハム。 洗濯物からガサガサゴソゴソ探して、ハ…

まいごのたまご

ある日、山からひとつのたまごが、ころころと転がり落ちました。 ひとりぼっちになってしまった、たまごは自分の親を探しています。 他の恐竜たちも心配そうに一緒に、たまごの親を探し始めます。 すると、ステゴザウルスは言いました。 君の背中には葉っぱ…

サンドイッチをたべてたの、だあれ?

子ども向けに描かれた絵本なのに、大人が読んでいてとても楽しいお話でした。 こういう切り口の絵本はめずらしいような・・・ 子どもはこの絵本を読んでどんな感想を持つのか、とても興味深いです。 街中の公園の中にあるベンチに置かれていたサンドイッチを…