2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧
いつか、大きな家に憧れているかたつむりの子。 世界一大きくて、カッコよくて、立派で、美しい家に住むのが夢。 お父さんは、家は小さい程いいぞと、かたつむりの子にある昔話を聞かせます。家 昔大きなお家に憧れたかたつむりが、どんどん自分の家を大きく…
安全にヒマラヤ登山をするのに欠かせない、ヒマラヤの麓で生活している山岳民族の シェルパのお話。 高地で田畑を耕し、ヤクなどの家畜を飼育しながら、登山シーズンになると、 観光客の荷物を運んだり、登山のサポートをしながら生活している。 毎日ヒマラ…
日本中で語りつがれている昔話。いくつかのお話のバージョンがあるようです。 いろんな作品を読み比べてみるのも面白いかもしれません。 茶釜に化けたタヌキは、お寺で千人のお茶会で、窯のお湯をついでは、 どんどん湧き水のようにお湯が沸きあがり、それは…
お百姓さんの庭のぶたごやに住んでいるこぶたは、 食べることも、裏庭をかけまわることも、寝ることも大好き。 でも一番好きなのは、どろのなかに静かに体をしずめていくこと。 お百姓さんの夫婦は、こぶたをとても可愛がっていました。 あるあさ、おばさん…
節分の日も近くなってきました。 私の子どもの頃には恵方巻はまだなかったように思うのですが、 最近は、恵方巻を食べるのが楽しみになっています笑 子どもの頃は、『おにはーそと、ふくはーうち』という言葉を、 なんとなく意味がわかるようで、わからない…
いじめられていた亀を助け、助けた亀の背中に乗って、竜宮城へいき、 ごちそうと、美しい乙姫の舞と、お酒と、見たこともないような美しい竜宮の景色の 中で3日間過ごしたうらしまたろうは、すっかり今までの苦しい暮らしや、 日常を忘れ、非日常の世界に、…
他人が自分と違うものを持っていると羨ましかったり、憧れたりするけれど、 みんな自分以外のものにはなれないし、身の丈にあった暮らし方があり、 ありのままの姿で生きることが、一番の幸せなんだよと、 人生も何度もその遠まわりをしながら、最後はきちん…
人間にも妊娠2か月までは尾骨というしっぽがあるそうです。 それが成長とともに進化をたどって子どもの形になっていくよう。 生まれたときには、もうそのしっぽの姿は見当たりません。 この絵本は動物のしっぽのそれぞれの働きを紹介してくれるユニークな絵…
2005年にコールデコット賞オナー賞を受賞した作品です。 時代背景は第二次世界大戦か、戦時中のお話。 アフリカ系アメリカ人の男性たちは、皆兵隊として出征していて、 エイダ・ルースの母は、出稼ぎにシカゴへ一人旅立とうとしている。 母が旅行鞄によそ行…
中国民話がもとになったお話。 こうさぎがお腹をすかせ、雪の中で食べ物を探しているとにんじんを2本見つけました。 1本食べたら、お腹いっぱいに。 あと1本はこの雪の中きっと食べるのに困っているだろうと、 友達のこうまくんに届けることにしました。 …
グリム童話は怖いお話が多く、おどろおどろしいので、 名作が多いものの、なかなか子どもと読むのに躊躇してしまうところがありますが、 いもとようこさんの描くでグリムの世界は、 ちゃんと物語(フィクション)として小さな子どもも楽しめるところが素晴ら…
段ボールは紙素材で出来ており、軽くて、丈夫で、 近年では箱としての機能に加え、あらゆる場面で活用されるようになりました。 例えば避難所では、簡易ベッドになりました。ベッドにすることで床からの距離が出来、 衛生面でも、防寒としても、またお年寄り…
生活は貧しいけど、一生懸命働く家族がいました。 朝早くから農作業をして、夜は縫物や機織りをしながら、朝から晩まで若い夫婦は 子どもを育てながら働き、毎日とても幸せでした。 ある日屋根裏から降りてきた貧乏神様は、100年以上この家で暮らしていま…