2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧
ロボット大家族に、また新しい命が誕生!? 箱から赤ちゃんパーツを取り出して、パパとママが説明書を読みながら、 せっせと組み立てていきますが、なかなかうまく行きません。 そこで、親戚におじさんを呼んできて、赤ちゃんを組み立ててもらうことに。 ご…
友達も家族もいない巨人が、寂しくて、自分の住んでいる場所に、 街から家を、そこに住む人々を盗んでいきます。 巨人は盗んだ人々に、その代償として願い事をなんでも叶えますと伝えると、 人々は、私たちだけでは寂しいので、自分たちの家族を、友人を連れ…
弟思いのやさしいお姉ちゃん、ジェニーは4歳の女の子。 弟のクリストファーは、もうすぐ3歳の誕生日を迎えようとしている。 おかあさんと一緒にジェニーは、誕生日プレゼントを選びに買い物に出かけました。 おもちゃ屋さんで、私も欲しいとダダをこねるこ…
いつもママと一緒にいる子ウサギは、一人でどこか遠くに行ってみたくなりました。 かあさんうさぎに、『ぼくにげちゃうよ』と言いました。 かあさんうさぎは、『ぼうやが逃げるならどこまでもついていきますよ』と言いながら、 子うさぎの背中を追いかけます…
むしくんたちが、おもちゃのねじまきバスを見つけ、 ねじをぐるぐると回して、バスに乗り込んでみると、 はやい、はやい、バスはスピードを上げて走り出しました。 またまた、てんとうむしさんと、バッタさんに出会って、のせてくださ~い!と。 ねじを回す…
パパと思春期の入口にたった私の、遠からず近からずな微妙な関係性を 詩的な言葉で綴っている絵本。 時々パパと一緒にいたくなる。話したくなる。遊びたくなる。 でも、そのときパパは仕事をしていたり、話せなかったり、一緒にいれなかったり。 パパも私も…
ちいさなおひっこしと聞いて、何を浮かべるだろう? 近くへのお引越し(距離感)、小さな家のお引越し、少ない荷物での身軽なお引越し。 そんなささやかなお引越しをイメージして、 淡いタッチで描かれた絵本を手に取りました。 それは私の予想を裏切り、不…
あの『ちいさいおうち』で有名なバージニア・リー・バートンさんの絵本。 バージニア・リー・バートンさんの作品は、 ちょっと時代にの流れに古くなって廃りかけているものを題材に、 新しいものは、便利だし、キレイだし、素敵だけど、 本当の価値はそこじ…
落語の絵本シリーズ。 私が初めて知った落語がこの寿限無でした。 あとは、まんじゅうこわいも有名で、よく落語家がテレビで高座していますね。 子どもに初めての落語なら、寿限無が一番興味を持ってもらえそうだったので、 読み聞かせに選びました。 子ども…
ふるい家の屋根裏部屋に、ちょっと怖がりなおばけが住んでいました。 ずっと一人で、おばけはいました。 屋根裏部屋はとても居心地がよく、部屋の外は怖いので出たことがありませんでした。 おばけは、身体を自由自在に大きくしたり、小さくしたりすることが…
『あ、そ、ぼ』は、著者ジャック・フォアマンが10歳の時に書いた、 いじめ体験の詩をもとにしています。 父のマイケル・フォアマンが息子の言葉に絵を載せて共作絵本です。 色んな性格の違うお友達がいる中で、仲良くなれる魔法の言葉『あそぼ』。 その3文…
英語や世界地図に興味を持ち始めた子どもに、 世界にはもっとたくさんの言語があるんだよ~と興味を広げたくて選んだ一冊。 表紙を一枚めくると、まずは世界地図が。 世界地図には色分けがされていて、国別の色分けではなく、 使われている言語で色分けされ…
パリの街の一角、路地裏の小さなお店がルリュールおじさんのお店。 ルリュールとは、手作りの製本のこと。パリでも製本の60の工程すべてを手仕事で できる魔法の手を持つ職人ははもうひとけたになったそう。 ある朝、植物が大好きな女の子の図鑑が、バラバ…
美しい夜空に浮かぶ月と、詩のように言葉がぽつり、ぽつりと夜空に浮かぶ。 雲の妖精さん!?と月が夜空に弾んでいる、走っている、幻想的な世界。 夜は暗いようで、よくよく見てみると、結構明るい。 月は自分の力で輝いているわけじゃないって言われても、…
ふうせんの一つ一つに思い出が詰まっている。 ぼくの風船よりも弟は少なくて、パパやママは多い。 おじいちゃんは、抱えきれないほどの、もっともっとたくさんの風船を持っている。 僕はおじいちゃんのカラフルな風船を一つずつ指をさしながら、 その風船の…
息子が2歳の時から大好きなシリーズ。 我が家にも1冊目の『せんろはつづく』があり、 2作目が『せんろはつづく まだつづく』で、今回紹介する絵本が3冊目となります☆ この絵本の素敵なところは、子どもたちがが主人公で、主体となって、 おもちゃではなく…
ベンジーという男の子の心の成長物語を丁寧に描いた絵本です。 ベンジーは赤ちゃんのときから使っている毛布が未だに手放せません。 おうちの中はもちろん、幼稚園に行くときも、床屋さんにいくときも、歯医者に行くときも、 スーパーへ買い物にいくときも、…
エッツの作品『もりのなか』の続編版です★ 男の子がラッパと帽子を被って、ふたたび森の中へ。 動物たちは、みんなで、それぞれの得意技を披露しています。 キリンは首を長く伸ばし、頭は木の葉に隠れて、顔が見えなくなりました。 次はライオンさん。 ライ…
私の気持ち、あなたの気持ち、みんなたくさんの気持ちを持っているのに、 目には見えないもの。その気持ちが何なのか、どこから来るものなのか、 大人でも掴めないときがある。 やって来ては、去っていく。 好ましい気持ちも、そうでない気持ちも全部自分の…
どんどんやまの駅長さんから届いた切符を持って、駅へ。 どこまでも、電車に乗って、どんどんいける どんどんキップ。 駅員さんに改札で切符を渡して、ホームへ。 電車の中から車掌さんが手を振ってくれています。 電車の乗り込んだら、さっそく先頭の運転席…
いつも家にお留守番のるすばんいす。 留守番って置いてきぼりになってしまったような、寂しさと不安で胸が苦しくなる。 誰かを待つ時間の、それはそれは長いこと。 でも、誰かが帰ってくることが分かっているからこそ、はじめて持てる気持ちなのだ。 今日も…
鏡のように反射する紙の性質を使って、右ページと左ページを近づけていくと、 立体的に、無限に広がる世界が面白い! 中もキラキラと、色鮮やかで、目を奪われます。 子どももページをパタパタと角度を何度も変えながら、 鏡の世界、かがみのサーカスを楽し…