★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

たんたのたんてい

 

たんたが朝郵便受けに行くと、新聞ではなく、歯磨き粉が入っていました。

 

でもたんたのものではありません。

 

誰の歯磨き粉?

 

そして誰がいったい入れたのか?

 

何のためにこんなことを?

 

そのなぞをとくために、たんたは地図と、虫メガネをもって、探偵に行きます。

 

色んな森の動物の家に訪ねて歩いていくうちに、

 

その家々で起きる、ふしぎが繋がっていきます。

 

だれが、どうして、こんな大胆なふしぎを起こしているのか、

 

最後までわくわくが止まりません。

 

たんたと一緒に探偵になって、

 

歯磨き粉の謎を解いていく面白い児童書です(*^-^*)

 

歯磨き粉に描かれている文字が、消えていて、絶妙に読めない文字を、

 

ヒントに手がかりにしていきます。

 

あとで地図も一緒に見返してみると、さらに面白いです。

 

ぐりとぐらの作者が描く、優しい、たのしい児童書です。

 

初めての一人読みにも、おすすめの本です(*^-^*)

 

ほっこりと癒される、いたずらっ子にもたまらない一冊です☆

 

《著者紹介》

作・中川李枝子
1935年札幌生まれ。東京都立高等保母学院を卒業後、17年間みどり保育園に勤務。『いやいやえん』(福音館書店)で厚生大臣賞、NHK児童文学奨励賞、サンケイ児童出版文化賞野間児童文芸賞推奨作品賞を受賞。ほかに、童話『ももいろのきりん』『かえるのエルタ』『森おばけ』、絵本「ぐりとぐら」シリーズ(以上福音館書店)など多数。

絵・山脇百合子
1942年東京生まれ。上智大学フランス語科卒業。実姉、中川李枝子作『いやいやえん』にさし絵をかいたのをはじまりに、童話『かえるのエルタ』、絵本「ぐりとぐら」シリーズ(以上福音館書店)など、この名コンビで活躍。そのほか『あたまをつかった小さなおばあさん』(福音館書店)など数多くの作品にさし絵をつけ、楽しい絵は外国でも高く評価されている。

 

 


たんたのたんてい 改訂版 (キッズ文学館)