息子が2歳の時から大好きなシリーズ。
我が家にも1冊目の『せんろはつづく』があり、
2作目が『せんろはつづく まだつづく』で、今回紹介する絵本が3冊目となります☆
この絵本の素敵なところは、子どもたちがが主人公で、主体となって、
おもちゃではなく、実際に自分たちが乗れる電車を繋ぎ、線路をつなげたり、
鉄橋や、トンネル、駅を作っているところ。
そして実際に作った電車にみんなで乗車するところが最大の魅力です。
3作目は線路を繋げるだけでなく、機関車のほかに、新幹線や、貨物列車、
おもちゃのプラレールで遊ぶような感覚で、夢のような連結コラボ絵本になっています。
どの車両にも移動して、乗ってみたくなります。
みんなで途中ピクニックをしたり、電車の中で夜を迎え、朝陽を見ながら、
夜行列車の雰囲気も体験できるお話になっています。
子どもの夢が、いっぱい詰まった一冊です!
そしてこの絵本、最後まで、線路が終わらない、続いているあくまで途中なのが、
また素敵なところです。
シンプルな短い言葉で、分かりやすく、
2歳ぐらいから、乗り物好きなお子さんにおすすめな絵本です(*'▽')♪
あと、シリーズにはなっていますが、シリーズの途中からや、単体でも
充分楽しめる作品だと思います☆彡
そして、4作目が2021年9月に出たばかりです!『せんろはつづく にほんいっしゅう』
まだまだ、これからシリーズが続いていきそうな予感です(*^-^*)
《著者紹介》
作:鈴木まもる
1952年、東京生まれ。画家、絵本作家、鳥の巣研究家。おもな絵本に『みんなあかちゃんだった』『あかちゃんたいそう』(小峰書店)、『鳥の巣の本』『世界の鳥の巣の本』(岩崎書店)、『鳥の巣みつけた』『鳥の巣研究ノート』(あすなろ書房)、
『ぼくの鳥の巣絵日記』『鳥の巣いろいろ』『鳥の巣ものがたり』『ふしぎな鳥の巣』
『ツバメのたび』『日本の鳥の巣図鑑全259』(偕成社)、『だんろのまえで』『くるまかします』(教育画劇)、エッセーに『ぼくの鳥の巣探検』『世界の鳥の巣をもとめて』(小峰書店)などがある。全国各地で鳥の巣の展示をしている。
※絵本より引用
【文・絵:鈴木まもる 出版:金の星社】