冬に美味しいみかん。
包丁を使わずに、皮がむけて、一人でも食べきれるサイズで、食べやすい果物。
たくさんの品種があるみかんの秘密を探求する絵本です。
写真の美しさに驚く。こんなに拡大して、じっくりとみかんを見たことはなかった。
みかんにあるあの白い筋がみかんに栄養を運ぶ大事な機能を果たしていることや、
みかんのひとつの袋の中に、270つぶ以上もあること。
この一粒一粒にビタミンやクエン酸などの栄養素が含まれていて、
私たちの身体も潤してくれている。
またオレンジ色のみかんがどのような花をつけて、
その後、実がどのように大きくなっているのか外側から、内側(断面図)から、経過を
写真で追っていく。
みかんにはたくさんの仲間がいて、スーパーには並んでいなような、
ぶっしゅかんは、丸い形ではなく、バナナのような形のみかんだったり、
小指の先ほどの小さなみかん、きんずは初めて知りました。
子どもはこれは食べたことあるねとか、これはみかんなのに緑色だねとか、
子どもも大人も知らない、みかんの世界が広がっています。
身近な果物であるのに、今まで知らなかったみかんのことが、
ぎゅっと詰まった一冊です(*^-^*)
【監修:鈴木伸一 写真:岩間史朗 出版社:ひさかたチャイルド】
みかんのひみつ (しぜんにタッチ! ×植物【3歳・4歳・5歳からの写真絵本】)