子どもの頃、スイカとメロンは野菜の仲間と聞いて驚いた記憶があります。
スイカ、メロンは、きゅうりと同じウリ科に属していて、いちごも野菜に分類される。
では、野菜とくだものの見分け方は?
木になる実は果物、土の上になるものは野菜と聞いたことがある。
実際にスーパーの店頭に並ぶ果物たちが、どんな木に実をつけ、
葉っぱはどんな形なのだろう?
この絵本は、実際に果物がどんな地域で育ち、どの季節に収穫されるのか、
木はどんな背丈の木なのか、絵でわかりやすく紹介されています(*^^)v
普段から食べたことのある果物や、
あまり普段食べたことのない、すぐりやあんずやプルーンなどの果物の紹介から、
くるみや、栗などの木の実まで紹介されています。
絵で木の大きさや、葉っぱの形、実際に果物がなっている様子も見ることができ、
勉強になりました。
この絵本を読んでいると、果物の収穫(さくらんぼ狩りやいちご狩りなど)に、
実際に子どもと一緒に出掛けてみたくなりました。
カラフルなフルーツの数々に、見ていて気持ちが弾みます。
春、そしてこれから夏にかけて美味しい果物がたくさんできます。
これから果物の旬の季節に読みたい一冊です(*^-^*)
《著者紹介》、
文・絵:マレーク・ベロニカ
1937年、ハンガリーのブタペスト生まれ。国立人形劇場のスタッフとして働いた後、絵本作家に。その作品は世界中の子供たちに、ずっと愛され続けている。主な作品として
『ラチとらいおん』『ボリボン』(ともに福音館書店)、『おやすみ、アンニパンニ!』『ブルンミのたんじょうび』『ブルンミとアンニパンニ』『ブルンミとななつのふうせん』『ブルンミとゆきだるま』『びょうきブルンミ』『ブルンミのピクニック』
『ブルンミのドライブ』『サッカーしょうよ!ブルンミ』『くさのなかのキップコップ』『ゆきのなかのキップコップ』『キップコップとティップトップ』『キップコップのクリスマス』『キップコップのこどもたち』『キップコップと12のつき』『キップコップどこにいるの?』『きのう きょう あした』『なんでぼくだけこうなるの』(ともに文溪堂)、『きのう きょう あした』『どうぐで なにが つくれるの?』
『のりものに のって』(ともに風濤社)がある。
訳:マンディ・ハシモト・レナ
1976年生まれ。福井県敦賀出身。大阪外国語大学国際文化学科ハンガリー語科卒業。
ハンガリー語科卒業。ハンガリー在住。絵本翻訳、通訳、コーディネーター。
ハンガリーの絵本や、ハンガリーの紙芝居風スライドアニメ(ディアフィルム)の翻訳や紹介に携わる。訳書に『もしもぼくがおとなだったら・・・』『ぼくがうれしくなるときは・・・』『なんでぼくだけこうなるの』(ともに文溪堂)、『きのう きょう あした』『どうぐで なにが つくれるの?』『のりものに のって』(ともに風濤社)がある。
※絵本より引用
【文・絵:マレーク・ベロニカ 訳:マンディ・ハシモト レナ 出版社:風濤社】