色々な地図絵本を読んできましたが、こちらの絵本は、地図・地形だけでなく、
その国の国旗、文化、料理、民族衣装、遺跡や遺産などの紹介など、
あらゆる観点からその国の特徴を完結に分かりやすくまとめられていて、
読んでいて大人の私も面白いと思いました。
子どもも分厚い絵本なのに、ひらがなで字も大きめなので、
一人でじっくり最後まで読むことが出来ました(*^-^*)
比べるランキングページが特に面白かったようで、
『世界でいちばん高い山は?』日本で一番高い山である富士山も端っこに置いて、
比べてどれだけ世界の山が大きいかを比較できたり、
『世界で一番長い川は?』、国の広さや、人口の多さ、『世界で一番背の高い建物』や、
『世界で一番長いトンネルは?』という問題に、
子どもの知っているユーロスターの電車が描かれていたので、
ユーロトンネルは通貨がユーロだからヨーロッパかな?と予想してみたり、
農作物を作っている数の多さランキングでは、中国がいちばん作っていることを知り、
それに比べて日本はあまり農作物を作っていない事を知ると、
食べ物を自分の国で日本はあまり作ってないけど、車はいっぱいつくっているね。と
子どもなりに、自給率や、輸入輸出をなんとなく理解して、
子どもにもしっかり世界の事情が理解できる絵本になっているのが素晴らしいと思いました。
可愛らしいポップなイラストで、世界のあちらこちらを旅しているような、
楽しい一冊です☆彡
子どもにしっかり内容が伝わり、理解できる地図絵本。
幼児から小学生低学年の子にお勧めしたい絵本です!
一番最初に触れる地図絵本としてもおすすめです(*^^)v
【絵:冬野いちこ 出版社:Gakken】
世界がわかる ちずのえほん 改訂版 (キッズ・えほんシリーズKid’s MAP)