大人の私も国旗を見て、どの国か言い当てることはできても、
その国旗が出来るまでの成り立ち、国旗が持つ意味までは知りませんでした。
当然のことながら国旗には意味があり、その国の歴史を物語っています。
それを子どもにも分かりやすく、簡易的に伝えてくれる絵本です。
大人の私にも新しい発見が多く、面白い絵本でした。
その国の有名な世界遺産だったり、取れる作物だったり、暮らし、歴史、風土が
瞬時にわかるようになっています。
また国旗だけでなく、世界地図も表示されているので、その国の位置関係も一緒に、
1ページの中で確認できるのが素晴らしいです(*^^)v
この絵本にはを書き写して色を塗れるように、塗り絵ブッグが付録についています。
好きな色で塗る塗り絵とはまた違い、子どもが国旗を絵本で確認しながら、
色を塗り写すことで、集中力を高め、同時に世界の国旗を覚える狙いがあるようです。
モンテッソーリ教育の中でも、国旗のぬりえの時間があるそうです。
楽しく、頭を回転させながら、手を動かして作業することで、
知識を取り込んでいける絵本です。
現在200ヶ国超える国がありますが、大きく国旗を紹介しているのは30ヶ国程で、
あとは最後のページに一覧で国と国旗がまとめて掲載されています。
国旗を知るための導入絵本として最適です☆
面白い絵本だっただけに、全部の国の国旗の成り立ちが見てみたいなぁ~と欲が出ました。
マークや標識が好きな子や、5,6歳からおすすめの絵本です!
対象は3歳~小学生におすすめの絵本となっています。
《著者紹介》
作:あきやまかぜさぶろう
日本モンテッソーリ教育綜合研究所美術講師。画業の傍らはじめた、児童絵画指導の体験を活かした「1日10分でえがじょうずにかけるほん」(講談社刊)がシリーズ累計100万部を超えるベストセラーとなる。2014年出版した『1日10分でちずをおぼえる絵本』(白泉社)は、子ども日本地図の大発明として絶大な人気を博している。他にも
「小学生版1日10分日本地図をおぼえる本」(白泉社)など著書多数。
※絵本より引用
【作:あきやまかぜふさぶろう 出版社:コドモエのえほん】