★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

まいにちがプレゼント

 

プレゼントとというフレーズは、何か特別なものを、

 

誰かから与えられるような、それは非日常で、特別な何かを感じる言葉。

 

プレゼントという言葉には、実は別のもう一つの意味があり、

 

今の日と書いて、今日と読みますが、英語で今をプレゼントと言うそう。

 

空を見上げれば、昨日と同じ雲はいないし、吹き抜ける風は、

 

どこから来たのか尋ねる前に、そっと自分の前から消えている。

 

昨日の私も、昨日のあなたも、もうどこにもいない。

 

誰も明日のことはわからない。

 

ただ、私たちの前にあるのは今、この瞬間だけだ。

 

今の連続が今日になり、昨日になり、

 

やがて1日の積み重ねが1年となり、一生になる。

 

私たちは今を生きることしか出来ない。

 

過去にも未来にも行くことはできない。

 

私たちは毎日変化し続け、同じ日は1日としてありません。

 

そんなかけがえのない毎日を、新しい”今日”という日を、

 

プレゼントされているのかもしれません。

 

この絵本に出会って、視界がパっと開けるような、明るい気持ちがしました。

 

毎日が特別で、今という一瞬一瞬が、かけがえのない時間なのだと、

 

気付かされる絵本です(*^-^*)

 

いもとようこさんのやわらかな絵が、そっと私たちを優しく包み込んでくれます。

 

《著者紹介》

作・絵:いもとようこ

兵庫県生まれ。金沢美術工芸大学油画科卒業。

『ねこのえほん』『そばのはなさいたひ』でボローニャ国際児童図書展エルバ賞を2年連続受賞。『いもとようこうたの絵本1』で同グラフィック賞受賞。2015年パリとボローニャで絵本原画展を開催。

〈おもな作品〉

●赤ちゃん絵本●『いろ』『おかあさんといっしょおとうさんといっしょ!』『かずのえほん』『うんち』『あいさつ』

●創作絵本●『心ってどこにあるのでしょう?』『けしごむくん』『ありがとさん』

『プレゼントの木』『だれのおよめさんに…?』『かぜのでんわ』『つぎはわたしのばん』『きょうのえほん』『かあさんのこもりうた』

●知育絵本●『ABCのえほん』『あいうえおのえほん』

●名作・昔話●『スーフと白い馬』『大人になっても忘れたくない いもとようこ名作絵本』シリーズ「大人になっても忘れたくない いもとようこ名作絵本」シリーズ「いもとようこの日本むかしばなし」シリーズ(以上金の星社)その他『しあわせ』(講談社)『ありがとう』(至光社)『くろっぺのおはなばたけ』(ひかりのくに)等多数。

※絵本より引用

【作・絵:いもとようこ 出版社:金の星社

 

 


まいにちがプレゼント