★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

おねがいだからなかよくしてね

 

 

子どもの小さな心の叫び、願いが絵本になっています。

 

大人が読むと、身につまされる絵本で、自分の子ども時代に戻ると、

 

親が喧嘩しているのを泣きながら止めた記憶が蘇ってきました。

 

うちの家族は喧嘩するほど仲がいい家族で、よくぶつかったりもしたけれど、

 

後に引きずらず、すぐに仲直りしていましたが、

 

両親の喧嘩のほんの一瞬の時間さえも、

 

布団にもぐって不安で耳を塞いでいた覚えがあります。

 

幼心に傷ついていました。

 

でも両親が仲が良くて、ニコニコと笑っていてくれるだけで、

 

子どもはのびのびと、自分らしく、どんな困難にも立ち向かえるし、

 

新しいことにも挑戦していける勇気がわいてきます。

 

自分という存在をまるまる肯定してもらえているような、

 

家庭が安全基地となって、初めて外の世界へと繰り出せるのです。

 

友達と仲良く関係を築けるのも、両親、家族が仲がいいからこそ、

 

相手を信頼することに繋がるのだなと絵本を読んでいて、

 

改めて思いました(*^-^*)

 

子どもの社会の第一歩である家族。その小さな社会から幸せにしていきたいと思います。

 

多くの子ども達が幸せでありますように☆彡

 

【文:キャスリン・ホワイト 絵:クリフ・ライト 訳:山口文生 出版社:評論社】

 

 


おねがいだからなかよくしてね (児童図書館・絵本の部屋)