★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

なかまとであう *ヒサクニヒコ

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きょうりゅうの子どもたちは、生まれて3か月が たちました。

 

みんな 生まれたときの 2ばい くらいの 大きさに なりました。

 

きょうだいは、さいしょ 7ひき でしたが、 いまは4ひきになってしまいました。

 

おおあめが ふった ときに 川にながされたもの。

 

1ぴきで たんけんに でかけて そのまま かえってこなかったもの。

 

こっそり きのこを たべて おなかを こわして しんでしまいまったもの。

 

のこった こどもたちは かけあしも はやくなって、しっぽをピンと

 

はって、2ほんの あしで うまく はしります。

 

いちばんしたの おとうとは、 かけあしは いちばんでした。

 

きょうりゅうのお父さんは、日々子どもたちがすくすくと育っていく姿を見て、うれしそう。

 

きせつがかわり、

 

きょうりゅうのかぞくは、たべるものをもとめて、なんにちも、

 

たびを しなくてはなりません。

 

おとうさんと、おかあさんについて、いつも くらしていた もりから、

 

あるきだしました。

 

すると、ものすごいかずのなかまがあちらこちらに、出てきて、

 

それぞれの家族は、ひとかたまりの集団にいます。

 

こんなに自分たちのなかまがいたことに、こどもたちはおどろきました。

 

みんな、たべものをもとめて、だいいどうです。

 

途中、仲間同士で、縄張り争いのように、力比べをしながら、

 

恐竜の世界で、生きる力を子どもたちが身につけて行きます。

 

恐竜イグアノドンの家族と、兄弟の成長のお話。

 

たくさん兄弟が生まれても、自然の力には抗えず、命を落としてしまうものもあったり、

力比べをして、縄張りのボスを決め、広大な自然の中を生きる力を養ったり、

 

季節に合わせて、食べ物を求めて、命の危険にさらされながら、長い旅をしながら、

 

大移動する。

 

小さかった体が徐々に大人に近づき、

 

守られていた環境から、自分の力で生きていく子供たちの

 

成長の物語り。

 

 

《著者紹介》

作:ヒサクニヒコ

1944年東京に生まれる。

1972年、『世界一漫画太平洋戦史』で文芸春秋漫画賞を受賞。

長年TBSラジオの『全国こども電話相談室』の回答者としても活躍。

自然や動物に深い興味をよせ世界各地を旅する。とくに、恐竜の研究家として有名で、

福井恐竜博物館の後援会理事長をつとめるほか、横浜市動物園友の会会長などもつとめている。著書に『動物のあしがたずかん』『世界恐竜図鑑』『恐竜とつきあう本』

ヒサクニヒコの恐竜図鑑』『恐竜博物館』『日本の恐竜』など多数。現在、〈きょうりゅうぺぺのぼうけん〉シリーズを執筆中、既刊に『おなかがすいた』『もりにでかける』がある。

※絵本より引用

【作・絵:ヒサクニヒコ 出版社:そうえん社】

 

上記で紹介した絵本がなかったので、他のペペシリーズを載せます(*^^)v

↓ ↓ ↓

 

 


がんばれ、ペペ (きょうりゅうペペのぼうけん) [ ヒサクニヒコ ]

 

 


ペペがたたかう (きょうりゅうペペのぼうけん) [ ヒサクニヒコ ]

 

 


おなかがすいた (きょうりゅうペペのぼうけん) [ ヒサクニヒコ ]