おばけのかぞくシリーズの第5弾。
いつもおばけって昼間はどうしているの?
おばけってどんなご飯を食べているの?
幼稚園や学校にはいっているのかな?
おばけはどんなお仕事をしているのかな?
そんなおばけの暮らし、おばけの世界を描く、楽しい絵本シリーズです。
今回はおばけ保育園の遠足のお話。
もちろん遠足は夜におでかけです。保育園に通うおばけの生徒たちのの種類も
見ていると面白いです。わたあめのようにもくもくしている先生から、
傘おばけもいて、うさぎににているおばけも。みんなリュックを背負って出発です。
どんなお弁当かな?と思いきや、海辺でみんな闇鍋をします。
やみしろっぷの中に、みんなで持ち寄った思い思いの食材!?を入れて、
みんなで真っ暗闇で食べる闇鍋は格別です。
おばけの凧揚げは、たこの凧揚げ。
最後にみんなで、こんぶでつなひき。どちらが勝つかなぁ?
おばけが遠足したら、こんな楽しみ方があるのかぁ~と感心しながら読んでいました。
おばけのごはんは、人間はあまり食欲そそられない料理ばかりだけど、
メニューを思い付く作者の想像力にはいつも驚きを隠せない。
子どもが大好きな絵本シリーズです。
《著者紹介》
作:西平あかね(にしひらあかね)
東京都生まれ。「おばけのきくぴーとたろぼうのおはなし」シリーズは、『おばけかぞくのいちにち』『おばけのおつかい』『おばけのコックさん』『おばけのたんけん』(こどものとも絵本)がある。ほかに『おさらのこども』(「こどものとも年少版」2011年9月号)『ぶんかいきょうだい』(アリス館)『おはいんなさい』『かたつむりぼうやとかめばあちゃん』(大日本図書)がある。長崎県在住。
※絵本より引用
【作:西平あかね 出版社:福音館図書】
おばけのえんそく さくぴーとたろぽうのおはなし (こどものとも絵本)