子供が産まれて初めて選んだ一冊。0歳児~2歳児までお勧めの絵本です。
日常生活の動作や音、響き、感覚を短い言葉で表しています。
例えば”『くも もくもく』 ”
”『おがわ さらさら』”
”『ぎゅうにゅう ごくごく』” など。
大きなお顔の絵が、絵本のページ前面を埋め、顔をじゃぶじゃぶと洗っている
様子や、はみがきでゴシゴシ歯を洗っている様子の絵が描かれていて、
子どもは顔が好きなのか、認識しやすいのか、気に入っているページです。
自分が普段している、されている動作が描かれていたり、
”すなはま さくさく”など歩いたときの感覚だったり、
”なみが ざぶん ざぶん”など風景を表現する短い言葉が繰り返されます。
そのものの動作や風景を簡単な絵で紹介し、1ページに使用される色を限定して
描かれているので、小さな子供も情報が過多にならず、
内容がすっと視覚的に入ってきやすいのか、
大人しく集中して最後まで読んでいました。
また言葉が出始める、1歳ころに読み聞かせをすると、
短いフレーズでリズム感があるので、
覚えやすいようで、話ことばを増やす訓練にもなるお勧めの一冊です✨
0歳児からおすすめの絵本です(*^^)v
《著者紹介》
作:柳原良平(やなぎはら りょうへい)
1931年東京生まれ。1945年京都市立美術大学卒業後、サントリーに入社。
キャラクター『アンクル トリス』を考案し、宣伝美術で活躍。
電通賞、毎日産業デザイン賞など受賞多数。装幀の仕事も多く手がけ、
その数は300冊をこえる。現在は画家としての活動が中心。
絵本『かおかおどんなかお』『のりものいっぱい』『やさいだいすき』(こぐま社)
等で、幼い子どもたちの支持を得る。
船が好きで、船についての著書が多数あり、毎年、船や港をテーマに個展を開いている。漫画集団同人。帆船日本丸記念財団理事。
※絵本より引用
【作・絵:柳原良平 出版社:こぐま社】