★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

そりあそび

色づいた落ち葉もひらひらと降りそぞぎ、冬の訪れが近いなと感じるこの頃。

 

私が住むところは、1年に2回降るかな、降らないかなというところで、

 

降り積もった雪でで雪だるまを作った思い出が、ほとんどありません。

 

なので、幼いころから雪へのあこがれは人一倍。

 

雪は本当に寒そうな冬の絵本にどうしても惹かれてしまいます。

 

f:id:kiko_book:20201118120526j:plain

そりあそび

ばばばあちゃんシリーズの中の、そりあそびという絵本は、

 

動物たちが寒くて外よりおうちの中で遊びたいと、

 

ばばばあちゃんの家に飛び込んできます。

 

そこでばばばあちゃんは、

 

『さむいひのとっておきの体があたたまる遊びをおしえてやる』と、

 

森の動物たちに話し、

 

ベッドの上でトランポリンをしたりして、

 

みんなで大騒ぎに!!

 

そうこうしているうちに、ついにベッドが壊れてしまいます。

 

そこでばばばあちゃんは、壊れたベッドを工夫して、

 

大きなそりをつくり、11人で、そりあそび始めます。

 

山をぐんぐんとそりは滑り落ち、さかみちがおわると、そりは止まってしまいました。

 

今度はみんなでそりを山の上のおうちまでロープで引っ張っていくことに、

 

みんなあんなに寒くて、ブルブルと体を震わせていたのに、

 

そりを運ぶうちに、体ポカポカとしてきて、

 

来ていたコートやマフラーや手袋を脱ぎすて、必死で運びます。

 

最後壊れてしまいベッドがなくなった、ばばばあちゃんは、

 

押入れの中でふかふかのお布団の中眠りにつきます。

 

これは私が子供のころから大好きな絵本で、何度も読みました。

 

子どもながらに、冬の楽しみ方がぎゅっとつまっていて、

 

押入れで寝るというドラえもんのような、ここにも夢が詰まっています☆彡

 

【作・絵:さとうわきこ 出版社:福音館書店

★3歳以上向け

 

 


そりあそび (ばばばあちゃんの絵本) [ さとうわきこ ]