★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

うしろにいるのだあれ *ふくだとしお

子どもはかくれんぼが大好きです。

 

最初に覚えるコミュニケーション遊びが『いないいないばぁ』だったのですが、

 

この絵本は『いないないばぁ』に似ているなと思います。

 

 

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うしろにいるのはだあれ

絵本のページのうしろに、次に現れる動物の体の一部が描かれていて、

『うしろにいるのはだれかな?』

 

と子どもに問いかけながら読み進めていきます。

 

またページをめくると、動物の体の全体図が出て、答えがわかるしくみです。

 

くまくんの後ろはシカさん、シカさんのうしろは、ちょうちょ。

 

ちょうちょうのうしろにいるのはカエルさん。

 

カエルさんの後ろは豚さんというように、後ろを振り返るとすぐ近くにお友達がいて、

 

最後に、みんなちかくにいたんだね。』というフレーズが好きです😊

 

短いキャッチーなフレーズの言葉で、動物や虫の仲間たちがたくさん登場し、

 

かくれんぼの渋滞のような楽しい絵本です🤩

 

作者から『自分のまわりをもう一度よく見てください。きっと誰かいるから』

 

という素敵なメッセージが作品に込められています💛

 

0歳児から未就園児におすすめの絵本です!

 

《著者紹介》

ふくだとしお

1971年大阪に生まれる。1994年大阪芸術大学卒業。

1998年制作活動のため渡仏。帰国後、絵本の制作に携わる。

現在、絵画、絵本、立体作品など幅広く作品を造り出している。

絵本の作品に、『うしろにいるのだあれ』『うしろにいるのだあれ みずべのなかま』

『うしろにいるのだあれ うみのなかまたち』『ぼくをそだてて』(いずれも新風舎

『ねっ、すてきでしょ』(幻冬舎)がある。

※絵本から引用

 

【作・絵:acootoふくだとしお+あきこ 出版社:幻冬舎

 


うしろにいるのだあれ―のはらのなかまたち