★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

ほね、ほね、きょうりゅうのほね *バイロン・バートン

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ほね、ほね、きょうりゅうのほね

まずこの極彩色な派手な表紙に目を奪われました笑

骨って白いので、周りにこんだけの原色で囲まれていると、嫌でも浮き上がります。

 

白さ際立つ~♪←どこかの洗濯用洗剤のCMみたいに。

絵本のお話は、ティラノサウルス、ステゴザウルス、パラサウロロフス、

 

アパトサウルストリケラトプスなどの、恐竜の骨を発掘し、

 

バラバラに見つかったパーツをみんなで土から

 

掘り起こして、キレイに布でくるんで、壊れないように大きなトラックにのせて、

 

持って帰り、自然科学博物館に運び、そこで、骨をキレイに手入れして、

 

頭の骨、背骨、足の骨、肋骨と順番にはめ込んでいき、組み立てていきます。

 

すべての骨を順番にはめ込みながら、完成したのは、、、、、

 

ティラノサウルスでした!!!というお話。

 

人の何倍もある恐竜が、地球に生きていたなんて想像もつかないですが、

 

博物館で恐竜の骨を見た時に、どうやってこれを掘り起こして、

 

どのようにして運び、博物館の中にまねき入れたのか不思議に思った子供時代。

 

その博物館に展示されるまでの、途方に暮れるほど長い道のりを、描いて、

 

紹介している絵本です!

 

こうした恐竜の研究員!?考古学者!?の職業にフォーカスした絵本は、

 

ありそうでなかった視点かもしれません。

 

子どもが夢中で読んでいました。

 

博物館で骨をみたことはあっても、それがどんな場所から見つかり、

 

どのように採掘して、組み立てるのか、その過程を見ないので、

 

興味深かったようです(*^-^*)

 

 

《著者紹介》

 作:バイロン・バートン

1930年、アメリカのロードアイランド州生まれ。ロサンゼルスの美術学校で学び、

テレビ局で、デザインやイラストの仕事をしたのち、1970年から絵本作品を発表。

依頼、シンプルで、明るい色彩の絵は、たくさんの子どもたちを魅了し続けている。

※絵本より引用

【著:バイロン・バートン 訳:かけがわやすこ 出版社:ポプラ社

 

 


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