まずこの極彩色な派手な表紙に目を奪われました笑
骨って白いので、周りにこんだけの原色で囲まれていると、嫌でも浮き上がります。
白さ際立つ~♪←どこかの洗濯用洗剤のCMみたいに。
絵本のお話は、ティラノサウルス、ステゴザウルス、パラサウロロフス、
バラバラに見つかったパーツをみんなで土から
掘り起こして、キレイに布でくるんで、壊れないように大きなトラックにのせて、
持って帰り、自然科学博物館に運び、そこで、骨をキレイに手入れして、
頭の骨、背骨、足の骨、肋骨と順番にはめ込んでいき、組み立てていきます。
すべての骨を順番にはめ込みながら、完成したのは、、、、、
ティラノサウルスでした!!!というお話。
人の何倍もある恐竜が、地球に生きていたなんて想像もつかないですが、
博物館で恐竜の骨を見た時に、どうやってこれを掘り起こして、
どのようにして運び、博物館の中にまねき入れたのか不思議に思った子供時代。
その博物館に展示されるまでの、途方に暮れるほど長い道のりを、描いて、
紹介している絵本です!
こうした恐竜の研究員!?考古学者!?の職業にフォーカスした絵本は、
ありそうでなかった視点かもしれません。
子どもが夢中で読んでいました。
博物館で骨をみたことはあっても、それがどんな場所から見つかり、
どのように採掘して、組み立てるのか、その過程を見ないので、
興味深かったようです(*^-^*)
《著者紹介》
作:バイロン・バートン
1930年、アメリカのロードアイランド州生まれ。ロサンゼルスの美術学校で学び、
テレビ局で、デザインやイラストの仕事をしたのち、1970年から絵本作品を発表。
依頼、シンプルで、明るい色彩の絵は、たくさんの子どもたちを魅了し続けている。
※絵本より引用
【著:バイロン・バートン 訳:かけがわやすこ 出版社:ポプラ社】