学研さんから出版されている、小学校での生活が、はまのゆかさんのかわいらしいイラストで、
全ページカラーで描かれています。これは、絵本のような、図鑑です!
目黒区立中目黒小学校が取材の協力されたようです。
見開きなどには、校内地図も描かれています。
大型本で、分厚くボリュームがあるんですが、一回の読み聞かせで最後までしっかり
幼児の子どもと一緒に読むことが出来ました。
幼稚園から、小学校に上がった時に、あまりの生活の違いに驚き、
ちょっと気後れしてしまった記憶があります!
幼稚園の延長線だと思っていたからかもしれません。
今まで幼稚園という世界しか知らない子どもが、小学校へ入学したときの、
心の準備になる一冊です☆
『小学校ってどんなところ?』『どうやって通うの?』『入学式は何するの?』
『どんな勉強をするの?』『学校の中ってどんなふう?』『教室はどんなところ?』
『給食はどんなメニュー?』『休み時間は何するの?』『テストって何?』
子どもたちのワクワク、ドキドキの、たくさんの疑問に答えてくれています。
小学1年生の入学式の1日から始まり、集団登校から、小学校生活の1日の流れ過ごし方、
1年の行事、中学年になってからの役割の変化、そして6年間最後の卒業式まで、
一人の男の子の成長とともに、小学校生活の6年が描かれていて、
読んでいて親目線では、男の子の成長にちょっと感動もします。
そして大人はとても懐かしいです。給食が多彩なメニューになっていて羨ましい限り。
あとは掃除の時間の様子も、算数セットも、連絡帳に明日の持ち物を書き写す作業も、
何十年も経過していても、まだ変わらない日常がそこにあり、
タイムスリップした気分です♪
子どもも、上履きに変えるのは幼稚園と同じだぁ~とか、
給食のメニューが描かれているページは見入っていました。
先生は一人なんだね~!とか、6年生の修学旅行が楽しみな様子。
もうすぐ入学式を控えられているお子さんや、
小学生になる準備期間の1年を過ごす年長さんに特におすすめの一冊です(*^^)v
ありそうでなかった、あったらいいなが図鑑絵本になっています♪
《著者紹介》
作:はまのゆか(絵本作家・イラストレーター)
大学在学中より村上龍の著書イラストを多数担当し、『13歳のハローワーク』(村上龍・著 幻冬舎)はミリオンセラーとなる。
文とイラストを手がけた絵本に『ココアラ』(小学館)、『九九をとなえる王子さま』(あかね書房)などがある。イラストを担当した作品に『日本の伝統行事Japanese Traditional Events』(村上龍・著 坂本龍一・CD 監修 講談社)などがある。
「2007 mamechan cartoon calendar」で第36回日本漫画家協会賞・特別賞を受賞。
※絵本より引用
【絵:はまのゆか 出版社:学研】
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