★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

小学校の生活   *はまのゆか

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学研さんから出版されている、小学校での生活が、はまのゆかさんのかわいらしいイラストで、

 

全ページカラーで描かれています。これは、絵本のような、図鑑です!

 

目黒区立中目黒小学校が取材の協力されたようです。

 

見開きなどには、校内地図も描かれています。

 

大型本で、分厚くボリュームがあるんですが、一回の読み聞かせで最後までしっかり

 

幼児の子どもと一緒に読むことが出来ました。

 

幼稚園から、小学校に上がった時に、あまりの生活の違いに驚き、

 

ちょっと気後れしてしまった記憶があります!

 

幼稚園の延長線だと思っていたからかもしれません。

 

今まで幼稚園という世界しか知らない子どもが、小学校へ入学したときの、

 

心の準備になる一冊です☆

 

 

『小学校ってどんなところ?』『どうやって通うの?』『入学式は何するの?』

 

『どんな勉強をするの?』『学校の中ってどんなふう?』『教室はどんなところ?』

 

『給食はどんなメニュー?』『休み時間は何するの?』『テストって何?』

 

子どもたちのワクワク、ドキドキの、たくさんの疑問に答えてくれています。

 

小学1年生の入学式の1日から始まり、集団登校から、小学校生活の1日の流れ過ごし方、

 

1年の行事、中学年になってからの役割の変化、そして6年間最後の卒業式まで、

 

一人の男の子の成長とともに、小学校生活の6年が描かれていて、

 

読んでいて親目線では、男の子の成長にちょっと感動もします。

 

そして大人はとても懐かしいです。給食が多彩なメニューになっていて羨ましい限り。

 

あとは掃除の時間の様子も、算数セットも、連絡帳に明日の持ち物を書き写す作業も、

 

何十年も経過していても、まだ変わらない日常がそこにあり、

 

タイムスリップした気分です♪

 

子どもも、上履きに変えるのは幼稚園と同じだぁ~とか、

 

給食のメニューが描かれているページは見入っていました。

 

先生は一人なんだね~!とか、6年生の修学旅行が楽しみな様子。

 

もうすぐ入学式を控えられているお子さんや、

 

小学生になる準備期間の1年を過ごす年長さんに特におすすめの一冊です(*^^)v

 

ありそうでなかった、あったらいいなが図鑑絵本になっています♪

 

《著者紹介》

作:はまのゆか(絵本作家・イラストレーター)

大学在学中より村上龍の著書イラストを多数担当し、『13歳のハローワーク』(村上龍・著 幻冬舎)はミリオンセラーとなる。

文とイラストを手がけた絵本に『ココアラ』(小学館)、『九九をとなえる王子さま』(あかね書房)などがある。イラストを担当した作品に『日本の伝統行事Japanese Traditional Events』(村上龍・著 坂本龍一・CD 監修 講談社)などがある。

「2007 mamechan cartoon calendar」で第36回日本漫画家協会賞・特別賞を受賞。

※絵本より引用

【絵:はまのゆか 出版社:学研】

 

 

 


小学校の生活

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